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ー次の日ー
ｐｒｒｒｒ...
A「もしもし、」
涼『昨日電話出れなくてごめんね？
取引先の人の接待してて、何かあった？』
A「ねえ、それ本当？」
涼『本当だって。嘘ついてどうするの、笑』
A「昨日涼が、宮下さんとホテルに
入っていくの見たんだけど。」
涼『え？見間違いだよ〜。』
A「嘘つかないでよ！
絶対に見間違いなんかじゃない！」
涼『ごめん。』
A「なんで？信じていいって言ったじゃん！」
涼『ごめん。』
A「ごめんじゃなくて…」
涼『………。』
A「なんとか言ってよ！！」
涼『…ごめん。』
A「…だから、ごめんじゃなくて、」
涼『あ、ごめん。奥さん帰ってきちゃった。』
A「まだ話終わってないんだけど。」
涼『ごめん。また時間作るから。』
A「………。」
涼『ごめん、切るね。』
ツーツーツーツー…。
何それ。
ー次の日の会社ー
涼『おはよう、今日帰り話せる？』
A「うん。」
涼『じゃあ迎えにくるから。』
涼が去っていくのを無言で見つめる作ちゃん。
作間『……Aさん、おはようございます。』
A「あ、作間くん、おはよう！」
作間『作ちゃんって呼んでくれないんですか？』
しゅんってしちゃった。可愛い。
A「作ちゃん！」
作間『はい！あ、体調どうですか？
顔色良くなさそうですけど眠れてます？』
A「あはは〜私意外とやわみたい。笑
全然眠れないの笑える！」
作間『笑えません。Aさん
無理しないでください。』
A「ありがとう。作ちゃんは
本当に優しくていい子だね〜！」
作ちゃんは年下なのに包容力があって
一緒にいると安心する。
頼りたいけど一度は拒否してしまったし、
やっと普通に接することができるように
なったのに、またギクシャクするのは嫌だ。
作間『…また年下扱い。』
拗ねた、笑
A「作ちゃんといると笑顔になれる。
作ちゃんと話してると救われる！
いつもありがとうね、」
作間『あ、いやそんな、僕何も出来なくて
Aさんといると僕の方が救われてます。』
A「ふふふ。ありがとう！
じゃあまた頼ってもいい、かな？」
作間『もちろんです！』
ありがとう、作ちゃん。
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作者名：にゃんぽよ | 作成日時：2018年11月23日 21時
