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your side
…19時か、そろそろ帰らないと。
ご飯何だろ〜？楽しみだな。
ー帰宅ー
A「ただいま〜」
涼『おかえり！残業お疲れ様。
ご飯出来てるから食べよう！』
A「ありがとう。うわ〜！美味しそう！」
机の上には私の大好きなパスタ。
彼は料理が得意でレトルトなどは使わず
１から自分の手で作っているのだ。
涼『ねぇA、美味しい？』
A「すごく美味しい！いつもありがとう。」
涼『よかった。Aに喜んでもらう為だけに
料理頑張ってるんだから！笑』
また涼は何も考えずにそんなこと言うんだ。
そんな風に言ってくれて嬉しいけど
心の底から喜べないのは、
彼のSNSに登場する手作り料理のせいだ。
…家族の笑顔がもれなくついてくる。
ははは、いつも家族に作ってんじゃん。
涼『A？どうかした？』
A「ん？あー、ごめん！
ちょっと疲れちゃったみたい。」
涼『大丈夫？教育係大変？』
A「うーん、作間君いい子だし優秀だよ！
ただ年下の扱いに慣れてなくて、笑
いきなり下の名前で呼びたいなんて言うから
おばさんびっくりしちゃって〜ふふふ」
涼『…そう、なんだ。』
あ、やばいもう21時だ。
A「私洗い物してくるから涼は
もう少し休んでって。」
カチャン…
涼『A。』
洗い物をしているといきなり涼が
後ろから抱きしめてきた。
A「りょ、う？どうしたの？」
涼『…離れていかないよね？』
A「え、？ん？うん。
離れていかないよ。大丈夫。
あ〜！涼嫉妬したの？」
普段仕事もルックスも完璧で
非の打ち所がない涼が
たまに見せるこういう可愛いところも
どうしようもなく好き。
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作者名：にゃんぽよ | 作成日時：2018年11月23日 21時
