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第5種目：ボール投げ
ボール投げか…うーん
力を上手くボールに込めなきゃ…
顎に手を当てて色々考えていた。
「「「無限！？」」」
どうやらクラスの麗日さんが無限を出したみたい。
凄いなぁと、ただただ感心していた。
次は緑色の男の子の番。
飯「緑谷君はこのままだとまずいぞ…」
爆「当たりめぇだ、無個性の雑魚だぞ」
飯「無個性？…彼が入試で何をしたか知らないのか？」
無個性…？
無個性で雄英に受かるなんてそんなはずない…
バグ並みの身体能力だとか、武具だとかじゃないと…
でも緑谷くんの体力テストを見る限りそんな所はなかったはず。
うー、わからかない。かえりたい。
緑谷くんの方を見ると決心したような顔でボールを投げていた。
緑「…！！！」
「46メートル」
ロボットの声が校庭に鳴り響く。
緑「なっ…今確かに…使おうって…」
絶望したような顔をする緑谷くん。
相「個性を消した。つくづくあの入試は合理性に欠くよ…お前のような奴も入学できてしまう」
緑「個性を消した…？ﾊｯ！！」
「イレイザー？」「全然知らない」
「聞いた事あるわ…」「うーん」
イレイザーヘッドという名前にみんなが反応する。
聞いた事ある気がする…。
わからない、ねむたい。
相「見たとこ、個性が制御出来ないだろ。また行動不能になって、誰かに助けて貰うつもりだったか？」
緑「そんなつもりじゃ！」
相「どういうつもりでも、周りはそうせざる負えなくなるって話だ。昔、暑苦しいヒーローが大災害で1人で…」
ここからはもう個性の消耗で耳でききとれなかった。
あぁ、まぶたが…とじ…
轟「…おい」
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作者名：にゃむ | 作成日時：2022年2月18日 21時
