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｢｢｢個性把握テスト！？｣｣｣
麗｢いや、ガイダンスは！？｣
ショートカットの女の子が言う
相｢ヒーローになるならそんな流暢な行事とる時間ないよ｣
確かにそうかも、雄英のヒーロー科だもんね。
相｢お前達も中学の頃からやってるだろ。個性使用禁止の体力テスト…実技選手権のトップは爆豪だったな。｣
爆｢！｣
相｢中学の時ソフトボール投げ何メートルだった？｣
爆｢67m｣
相｢じゃあ、個性を使ってやってみろ｣
爆豪くんが円の中に入り投げる構えをする。
爆｢んじゃあ、まあ……しねぇぇえ""！｣
爆豪くんの投げたボールは爆発と共に空へ飛んだ。
緑｢しね…？｣
相｢まず自分の最大限を知れ。それがヒーローの筋を形成する合理的手段。｣
相澤先生の手には 705.2mの文字。
｢｢｢うぉぉぉ！！！｣｣｣
上｢705mってまじかよ｣
芦｢何これ！面白そう！！｣
次々とみんな驚きを口にする
瀬｢個性思いっきり使えんだ！さすがヒーロー科！｣
相｢面白そう…か。ヒーローになる為の3年間、そんな腹積もりで過ごす気でいるのかい？｣
みんなの顔に緊張感が走る。
相｢よし、8種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し、除籍処分としよう｣
ニヤリと笑う相澤先生。
｢｢｢はぁぁああ！？｣｣｣
除籍処分…うぅ、こんなに個性強そうな人集まったら最下位になっちゃうよ…。
自信なさげに手を握りしめる。
轟｢おい、大丈夫か？｣
隣にいた紅白の髪の毛の人が話しかけてきた。
『だいじょ…ぶ…です…』
轟｢そうか、でも震えてるぞ｣
だって初登校日早々除籍処分ってつらすぎるもん。絶対やだ。
『がんばり…ま…す…』
顔すら合わせずに言葉を出す。
轟｢…そうか｣
はぁ…もう本当に憂鬱。
相｢ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ｣
ギラりと光らせた目がこっちを向く。
心を落ち着かせるようにそっと自分の首輪を撫でた。
『だいじょうぶ…』
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作者名：にゃむ | 作成日時：2022年2月18日 21時
