【ヒロアカ】依存症白猫ちゃん (ページ3)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,759 hit

2 ページ3

・

門を通ったものはいいものの
雄英高校は広すぎて自分のクラスまで迷いそうになった。

『あっ…え……』

自分のクラス1-Aと書かれた大きすぎる扉に驚く。

ガラガラとドアをスライドしクラスを見渡す。

飯｢おっ！君は萌咲君だね、君の席は此処だ｣

そう言われ眼鏡をかけた人について行く。

切｢えっ、めっちゃ可愛くね？｣

上｢やべぇ、同じクラスとか俺ら勝ち組じゃん｣

わたしの席は窓側だった。

『ありがとう…ございます』

眼鏡をかけた人にお礼を伝え椅子に座る。

もう学校についたし後は授業を受けるだけ。

少し気が抜けボーっと外を眺めた。

『いにゃｯ…!?』

気が抜けたのもつかの間。

唐突に尻尾を掴まれ声を出し驚く。

爆｢テメェ、尻尾がうぜぇんだよ｣

ドスの効いた声の方を震えながら振り向く。

『す…み…ませ…ん…』

あまりにも怖くて顔を見れなかった。

まだ掴まれている尻尾を必死に自分の手で下げると離れる手。

飯｢君！女の子が泣いているだろ！｣

突然間に入ったさっきの眼鏡をかけた人

爆｢あぁ"ん？｣

飯｢それと机に足をかけるな！雄英の先輩方へ机の製作者方に申し訳ないと思わないか！｣

爆｢思わねぇよ！テメェどこ中だよ！｣

大きな声で話す後ろ側を見ないように必死に目を瞑っていた。

暫くすると何人か入ってきて教室の前で話していた。

相｢お友達ごっこしたいなら他所へ行け｣

低めな声が教室に響きみんなその声がする方へ顔を向ける。

相｢ここはヒーロー科だぞ｣

｢｢｢な、なんかいる…！｣｣｣

モゾモゾと動き出した黄色い寝袋

相｢はい静かになるまで8秒掛かりました。時間は有限、君達は合理性に欠くね｣

寝袋から出た男の人。

相｢担任の相澤消太だ。よろしくね｣

｢｢｢た、担任！？｣｣｣

相｢早速だがこれ着てグランドへ出ろ｣

困惑しながらも言われるがままに体操服を着てグラウンドへ出た。

・