【ヒロアカ】依存症白猫ちゃん (ページ2)

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朝目が覚めゆっくりと身体を起こす。

『ふわぁ……』

大きな欠伸を零し天井に手を向け伸びをする。

『おはよう…ん…』

まだ眠たい目を擦りながら階段を降り挨拶をする。

母｢あ、Aおはよう今日は初登校でしょう？｣

テキパキと朝ご飯を作る母

『うん…制服どこだっけ』

母｢もう、今日から高校生になるんでしょ！｣

ちゃんとしなさいよと言いながらもわたしの制服を出してきてくれる。

顔を洗い制服を着て髪を結びご飯を食べ歯磨きをし靴を履いて家を出る。

やること沢山…もう既に帰りたい。

『いってきます…』

母｢行ってらっしゃい！｣

笑顔で送り出されながらドアを閉める。

『はぁ…かえりたい』

電車に乗ると満員電車。

ぎゅうぎゅうになった車内は
まるでおしくらまんじゅうだな〜と思う。

おしくらまんじゅう、押されて泣くな

おしくらまんじゅう、押されて泣くな

おしくらまんじゅう、押されて…『ｯ…！？』

ドカっと隣のサラリーマンに押された。

電車だから仕方ないけど少し嫌な気持ちになる。

『はぁ…』

着けている首輪を触る。

これで一安心。初登校頑張ろう…。

電車から降り少し歩いた後、学校の門を通る。

猫耳に尻尾なんて目立ちそうで嫌だったけど、
わたしよりも目立っている人が沢山いて少し安心した。

｢おはよー｣｢あっ！おはよ｣

｢お前受かってたんか！｣｢アハハ｣

｢ねぇ！待ってよ！｣｢早く行きたいんだよ！｣

色んな声が聞こえる。

ともだち、できるかな。

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