『神の子の伝説』2 ページ11
「なぜお前達は悪さをしないのだ。私の命令はどうした！」
３人が悪さをしなかったことにかなりお怒りのサタンに３人は今の自分の気持ちを伝えることにしました。
海「私たちはこの国が好きになりました。」
空「この国では人を笑顔にすることができるんです！サタン様に聞いていたほど悪いところとは思えないのです。」
陸「だからどうかお帰りください。」
必死にサタンを説得しようとしましたが、サタンは全く聞く耳を持ちません。
「そうか、わかったぞ！お前らは弱い。だから何もできなかったのだな。それならば力をやろう！全てを壊せる力を…」
幸せを知らないサタンは３人の言っていることが理解できませんでした。
だから天使の国を壊せるだけの魔力を彼らに与えてしまいました。
それぞれの力は生まれた場所に基づいて陸、空、海の力…その力は強大であっという間に天使の国を覆い尽くし、天使達は全員死んでしまいました。
生き残ったのは神様の元へと遊びに来ていた1人の少女だけ…
魔力を使い切り正気に戻った３人の悪魔は深く深く悲しみ、自分たちを責めました。
そこへ神様がやってきました。
サタンの行いに怒った神様はサタンを異世界へと飛ばし、2度と帰ってこれぬように封印してしまったのです。
３人の悪魔は自分たちを殺してくれと神様に頼みました。悪魔同士で殺し合うことはできないからです。しかし神様も命をとることはできません。
そこで神様は３人の悪魔を果物へと変えました。
そしてたった1人の天使の国の生き残りである少女にその果物を与えたのです。
変わった色の果物に驚いていましたが、全てを順番に食べてしまいました。
３人の悪魔は少女のお腹の中意識だけの会話をしたそうです。
陸「これでいいんだよな」
海「うん。僕らの力はこの子にあげよう」
空「この子なら幸せのためにこの力を使ってくれるよ！だって…」
大好きなミカエル様にそっくりなんだもの！
その後神様は、指導者をなくし好き勝手暴れる悪魔達もすべて残らず果物に変えて海へ投げ捨てました。泳げない悪魔達はそのまま海へ沈んでいき、浮かんでくることはありませんでした。
大陸の形も大きく変えることにしました。
大きな大陸は真ん中の山だけ残すとたくさんの島に分け、海へと散らしました。そして自分の住んでいた陸地は海を二つに分けるように並べました。過去にそうであったことを忘れないためです。
それから少女に悪魔達が悪さしないように監視することを頼むと…
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黒バイ - ゾロかっこいい。作者様は天才ですね！これからも楽しみにしています。自分のペースでいいのでこれからも頑張ってください。応援しています。 (2017年4月19日 15時) (
レス) id: d571ecbf9e (このIDを非表示/違反報告)
赤い桜模様の猫 - 凄くキュンキュンしました♪続きお願いします！ (2016年5月21日 7時) (レス) id: 6c9b20ae92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ころべぇ | 作成日時：2015年12月3日 23時
