【nightmare!sans】メア様しかいない反応集Repeat!×2

R:ナイトメアに褒められてみた ページ28

彼女が学校から帰る頃、

いつもに増して慌ただしい声が聴こえた。

『ナイトメア、やったよ！』

どうやらAは何か良いことがあったらしい。

あたかもそれを俺に話したいオーラが漂っている。

しかし...

｢あー...おい、あんま近付くな｣

正直、流石にポジティブが大き過ぎる。

彼女からのポジティブは多少は慣れたが、今にも溶けてしまいそうだ。

少し距離を置いて彼女の話を聞く。

どうやら俺が以前勉強を教えたおかげ?で、

テストの点数が上がったらしい。

｢...そうかよ。｣

正直学校は彼女プライベートな所だし、

俺が首を突っ込むこともないかと思ったが、

彼女は褒めてと言わんばかりの顔をしていた。

俺は仕方がなく彼女の頭に手を添えて言う。

｢...まあ、お前にしてはよく出来たんじゃないか?

じゃ、次は満点でも取れよ。｣

すると彼女は絶対無理だという表情をした後、

『いや、ナイトメアに言われたなら...』

と呟いていた。

...言ったなコイツ。

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