俺とアイツの出会い�【アマネ】 ページ2
「これでやることは済んだな」
あれから黒猫の体を拭き、風呂に入れ、ペット用のミルクを飲ませた
何で家にペット用のミルクがあったのかは謎だがそれで何とかなったんだからとりあえずは良しとしよう
黒猫は今、俺のベッドでぐっすり眠っている
にしても…
「まさか俺がこんな行動をとるとはな…
別に猫好きってわけでもないんだが…」
及川に見付かれば何と言われることやら
「えっ、岩ちゃん猫飼ってるの!?見せて見せて!」とでも言うか?それとも「猫にボールはぶつけないでよ!?岩ちゃん暴力的だから!」か?
どっちにしろ腹が立つので明日にでも及川は殴る
そんなことを考えながら黒猫の入っていた段ボールを見やる
その時、段ボールの中の何かが電気の光に反射し光った
何かと思いそこには白黒のチェックが特徴的な首輪が
「何で首輪が段ボールの中に…
こいつ捨て猫じゃねえのか?」
「捨て猫だよ」
「やっぱりそうだよな…ん?」
ちょっと待て、この部屋には俺しかいないよな?
なんで女の声が聞こえんだよ…
やっぱりホラーか?黒猫はホラーの象徴なのか!?
そう思い声のした方へと顔を向けるとそこには黒の髪を持つ俺と同い年くらいの女子がいた
「お、おま、お前、どっから入ってきた!?」
「やだな、きみが入れてくれたんじゃない」
「猫を中に入れた記憶はあるが素っ裸の女を中に入れた覚えはねえ!!」
叫びながら手に持っていたバスタオルを女に向かって投げる
うわっ、なんて悲鳴が気にしない
女はひどいな、と言いながらバスタオルを体に巻きながら呟く
「私はさっききみに拾われた捨て猫だよ?」
「どこをどう見たらさっきの猫になんだよ!?」
「目…とか?」
疑問を疑問で返すなというつっこみは飲み込み俺は女に証拠を出すよう指摘する
すると女は少し考えた後、見ててねと俺の目の前に立った
「行くよ?
ワン、ツー、スリー!!」
その瞬間、俺の目の前から女は消え代わりに先程の猫がそこにいた
女(今の場合は猫)はこれからよろしくねと優しく笑った
これが俺とアイツの出会い__
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白猫(プロフ) - 更新終わりました〜 (2015年6月27日 12時) (レス) id: d8b704e37a (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - 更新しまーす(* ̄∇ ̄)ノ (2015年6月27日 12時) (レス) id: d8b704e37a (このIDを非表示/違反報告)
空李(プロフ) - 終わりましたー (2015年5月11日 16時) (レス) id: 45550246c1 (このIDを非表示/違反報告)
空李(プロフ) - 更新してきまーす (2015年5月11日 15時) (レス) id: 45550246c1 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 更新しますっ!! (2015年5月10日 2時) (レス) id: 2847dceb58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:秘密の猫達 x他2人 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年5月4日 16時