＊story46 ページ47
貴「失礼します」
ふすまを開けると、二人のお客さんがいた。
？「あれ？君は…？」
貴「初めまして。信之さんに言われて、二人を大広間まで案内することになりましたので、付いてきてもらえますか？」
？「わかった。案内を頼む」
貴「はい。こちらです」
部屋を出て、大広間に向かう。
？「ねぇ君。もしかして、結月ちゃんと同じ、異世界の人？」
貴「え、そうですけど…」
？「やっぱり！彼女の情報は間違ってなかったんだね〜！」
貴「…もしかして、豊臣軍の人たちですか？」
？「ああ。…しかし、なぜ俺たちが豊臣軍と分かったのだ？」
貴「姫神子様の使いの、喋るたぬきが教えてくれました」
？「喋るたぬき！？そんなのがいるんだ〜！」
……あれ？もしかして、この人たちはイマリさんのこと知らない…？
とりあえず大広間まで案内をする。
信「すまなかったねA。案内ありがとう」
広間にはすでに信之さんと、こっぴどく叱られた様子の佐助と才蔵がいた。
貴「よっぽど怒られたみたいだね」
佐「だって才蔵が…」
才「俺は悪くない」
貴「はいはい。喧嘩しない」
苦笑して、私は信之さんをみた。
貴「私こんな時間まで寝てたけど、朝ごはん大丈夫かな？」
信「まだ何も手をつけていないんだ。幸村も畑に行っているからな」
貴「あー。そういえば大根がどうとか言ってたような…」
信「これから他の家臣たちに作らせるから、君は休んでいてくれ」
貴「ううん。ご飯作るよ」
佐「え、けど体調が…」
貴「大丈夫。…だけど二人が手伝ってくれたら、嬉しいんだけどな」
私のその言葉に、二人ともものすごい勢いで食いついてきた。
佐「手伝う！！」
才「今日は何を作るんだい？」
？「うわ、すごい飼い慣らしてる…」
？「人狼というより、犬だな」
豊臣軍の二人がボソッとそんなことを呟くが、佐助と才蔵には聞こえていないようだ。
貴「じゃ、厨房に行こうか」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おかか(プロフ) - ユキナさん» 特に佐助は犬のような気がします…！ (2017年12月10日 2時) (
レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 人狼というより犬…www おもしろｯｯw (2017年12月10日 2時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - ユキナさん» いつもコメントありがとうございます！伝わって嬉しいです♪ (2017年11月9日 20時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 予想通り信之さん可愛かった…////// (2017年11月6日 20時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - ユキナさん» ふふ…。朝には更新するので、お楽しみに…♪伊達軍ですね！ご協力ありがとうございます！！ (2017年11月2日 0時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おかか | 作成日時：2017年10月16日 23時
