＊story25 ページ26
貴「わぁ…！」
幸「どう？綺麗な山桜だろ？」
信「まだ咲いている時期でよかったな。でなければ1年は見せられないところだった」
あの不思議な景色を見てから数日後。
私たちはみんなで、幸村と約束していた山桜を見に来ていた。
佐「ここ、眺めが最高なんだよなー！」
才「フフ…。桜の下の俺も、輝いている」
鎌「昼寝日和だねー」
感想を漏らす中、私はうっとりと桜を見ながら近づいた。
貴「綺麗…」
木に触れると、キュッと胸が苦しくなる。
幸「気に入ってくれたかな？」
少しだけ不安そうな幸村に振り返る。
貴「うん、すっごく気に入った。ありがとう」
幸「っ…！な、なら良かった…」
貴「？」
顔を赤らめて、私から視線を逸らしてしまう幸村。
信「君も、この数日でだいぶ笑顔が増えたね」
佐「お前の気持ちが、俺らにも分かるようになってきた！」
才「感情豊かになってきたな」
鎌「うん。前より楽しそう」
貴「みんなのおかげだよ。私、今すっごく幸せ」
すると、ふわりと暖かい風が私たちを包んだ。
ーA。
貴「えっ…？」
才「どうした？」
貴「いや、誰か私のこと呼んだ？」
信「いや、俺は呼んでいないが…」
幸「俺も…」
鎌「僕も呼んでないよ？」
佐「俺でもないし…」
ーA。おいで。
女の人の声がして、風と共に桜吹雪が舞い上がる。
貴「わっ…！？」
桜吹雪が私を包み、視界を遮っていく。
貴「な、なにこれ…！？」
信「手を！」
信之さんが必死に手を伸ばす。
私も必死に手を伸ばし、その手を掴んだ。
幸「兄ちゃん！！A！！」
そして、完全に視界が遮られた。
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おかか(プロフ) - ユキナさん» 特に佐助は犬のような気がします…！ (2017年12月10日 2時) (
レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 人狼というより犬…www おもしろｯｯw (2017年12月10日 2時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - ユキナさん» いつもコメントありがとうございます！伝わって嬉しいです♪ (2017年11月9日 20時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 予想通り信之さん可愛かった…////// (2017年11月6日 20時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - ユキナさん» ふふ…。朝には更新するので、お楽しみに…♪伊達軍ですね！ご協力ありがとうございます！！ (2017年11月2日 0時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか | 作成日時：2017年10月16日 23時
