＊story21 ページ22
貴「早くしないと、みんなが大変そう」
幸「けどっ…。…うぐっ…！」
幸村も、さっき受けた傷から血が溢れている。
貴「血がすごい…！」
ポケットからハンカチを取り出し、傷口に当てる。
幸「…本当にいいのかい？君の肌に、牙を立てるということだよ…？」
貴「いいよ。私は気にしない」
そう言うと、幸村は何かを決心したように、私の首筋に牙を立てた。
幸「…怪我させてごめん」
貴「大丈夫」
吐息がくすぐったい。
幸「…っはぁ」
血を飲み終えると、幸村の傷はもう治っていた。
貴「これは…！」
幸「…何だ？力が溢れ出す…！」
貴「えっ？」
幸「全身から力がみなぎってくる…！？」
すると幸村が光り出し、光りがなくなると姿を変えた幸村がいた。
貴「…なに、その姿」
幸「わからない。けど、これなら…！」
再び槍を持って、厄魔の中に突っ込んでいく。
幸「はぁああ！！」
信「幸村！？なんだその姿は！？」
才「彼女の血の力なのか…？」
幸「みんな！行くぞ！！」
佐「よくわからないけど、一気に行くぜ！」
みんなの士気が更に高くなり、厄魔たちは一掃されていった。
貴「っ…！！」
幸「ご、ごめん！痛かった？」
貴「大丈夫。ちょっとシミただけ」
城に帰り、私は幸村に手当てを受けていた。
才「まさか厄魔の前に立ちはだかるとは…」
信「勇敢なのは結構だが、あまり無理はしないでくれ…」
貴「ごめんなさい。身体が勝手に動いちゃって…」
佐「ヒヤヒヤしたぜ…」
鎌「ほんと、びっくり」
幸「ごめん、俺のせいで…」
申し訳なさを越して、むしろ苦しそうな幸村。
貴「そんな顔しないで」
私は、幸村の頭を優しく撫でた。
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おかか(プロフ) - ユキナさん» 特に佐助は犬のような気がします…！ (2017年12月10日 2時) (
レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 人狼というより犬…www おもしろｯｯw (2017年12月10日 2時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - ユキナさん» いつもコメントありがとうございます！伝わって嬉しいです♪ (2017年11月9日 20時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 予想通り信之さん可愛かった…////// (2017年11月6日 20時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - ユキナさん» ふふ…。朝には更新するので、お楽しみに…♪伊達軍ですね！ご協力ありがとうございます！！ (2017年11月2日 0時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか | 作成日時：2017年10月16日 23時
