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*story91 ページ42

そこからは、あっという間だった。

厄魔の群れもあっさり倒し、昌豊さんも元の姿に戻る。

貴「はぁ…。よかったぁ…」

昌「ありがとう。君のおかげだよ」

貴「そんなことないよ」

あははと笑う。

昌「お城に帰ったら、手当をしないと」

貴「大丈夫だよ、このぐらい」

昌「そういうわけにもいかないよ。君は女の子なんだから…」

貴「厄魔にやられるなんて、これが初めてじゃないし」

そんな言い合いをしていると…。

信「おーい!昌豊ー!いたら返事をしてくれー!!」

貴「あ、信玄さんだ!」

あの男の子が、ちゃんと言ってくれたんだ。

昌「もう終わっちゃったけどね」

貴「それな!」

ククッと笑い、声を上げた。

貴「おーい!信玄さーん!!こっちだよー!!」

そう叫ぶと、茂みから信玄さんが現れる。

信「無事だったか!厄魔は?」

昌「彼女の血のおかげで、倒せました」

信「そうか…。って、お前!怪我してるじゃないか!」

信玄さんが私の頰に手を当てる。

昌「申し訳ありません、僕のせいで…」

貴「もー、私が勝手に飛び出しただけだってば」

信「お前なぁ…!またそういう無茶を…」

貴「あーあー!!説教は聞きたくなーい!!」

耳を塞いでそう言うと、信玄さんは呆れた顔をする。

信「なにがともあれ、無事でよかった」

昌「ご心配をおかけしました」

貴「ごめんよー」








こうして私たちは、お城に帰った。

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ふく - おかかさんのこのお話、大好きです。続きを本当に楽しみにしています。 (2020年3月5日 21時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - 小説消されると書くのが嫌になりますよねでも頑張ってください待っています (2018年10月30日 12時) (レス) id: 53aaf76c78 (このIDを非表示/違反報告)
サケ - 続き消されましたか?それでも頑張って下さい (2018年8月20日 0時) (レス) id: ced462d407 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - あの続編消されてしまったんですか? (2018年8月14日 9時) (レス) id: 40a916232a (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - 紅葉さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです♪ただ今スランプのため…もう少々お待ちいただけると幸いです…!これからもこの作品をよろしくお願い致します! (2018年2月28日 15時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかか | 作成日時:2017年11月14日 15時

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