＊story75 ページ26
豊臣領から帰ってきて数日後。
貴「よし！完成だ！！」
足りなくなっていた傷薬や止血剤、他にも色々な薬を調合した。
瓶にわかりやすく、種類ごとに筆で印をつけていく。
昌「おっ、今日も頑張ってるね」
貴「昌信さん？どうしたの？」
部屋に昌信さんが入ってくる。
昌「ちょっと相談があってね」
昌信さんの話によると、贔屓にしているお豆腐屋さんの店主が、腰痛を悪化させてしまい、そのせいでお豆腐屋さんが無くなってしまうかもしれない、ということだ。
貴「それならこの薬と湿布を持って行こう！私も行くから、一緒に行こうよ！」
昌「あはは！やる気満々だね！…だけど、僕と町に行くとなると…」
そう、昌信さんと町に行くということは、女性たちの問題があるのだ。
私はまだ経験したことがないため、よく知らないけど…。
貴「私は気にしないよ！ほら行こう！！」
薬と湿布を包んで、私は昌信さんの手を引いて城を飛び出した。
町に出ると、女性たちの視線が突き刺さる。
昌「大丈夫…？」
貴「なにが？」
昌「その…視線が…」
貴「気にしてない。それよりお豆腐屋さんはどこだっけ？」
昌「あ、そこだよ。右側にある」
昌信さんが指差した店に入ると、店主さんが目を丸くした。
店主「おや昌信様！…と、そちらは…？」
昌「武田軍の優秀な薬師ですよ。腰痛によく効く薬と湿布を用意してくれたんです」
貴「初めまして」
ペコリとお辞儀をすると、店主さんもお辞儀をしてくれる。
店主「いやぁ助かります！天秤が持てなくなってしまってね…」
貴「…よければ腰の様子、診ましょうか…？」
店主「本当ですか！？是非、お願い致します！」
貴「はい！…と、いうわけだから、ちょっと待っててくれる？」
昌「もちろんだよ。君の成長の様子を見ているよ」
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ふく - おかかさんのこのお話、大好きです。続きを本当に楽しみにしています。 (2020年3月5日 21時) (
レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - 小説消されると書くのが嫌になりますよねでも頑張ってください待っています (2018年10月30日 12時) (レス) id: 53aaf76c78 (このIDを非表示/違反報告)
サケ - 続き消されましたか？それでも頑張って下さい (2018年8月20日 0時) (レス) id: ced462d407 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - あの続編消されてしまったんですか？ (2018年8月14日 9時) (レス) id: 40a916232a (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - 紅葉さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです♪ただ今スランプのため…もう少々お待ちいただけると幸いです…！これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2018年2月28日 15時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか | 作成日時：2017年11月14日 15時
