＊story63 ページ14
その後、豊臣軍の人たちに食事とお酒を振る舞うが、私は昌豊さんと一緒にいた。
昌「みんなの所にいなくていいの？」
貴「いい。行きたくない」
お酒を準備したりと裏でもてなしを支えている昌豊さんは、さすが縁の下の力持ちといったところだ。
私は、そんな昌豊さんに隠れている。
貴「挨拶はしたし、一通り自己紹介もしたから、別にいなくてもいいでしょ」
昌「そんなにむくれないで」
貴「別にむくれてない」
フンッとそっぽを向いて言うと、昌豊さんは私の頭を撫でてくれる。
結「あの」
昌「うひゃ！？」
貴「うわぁ！？」
同時に驚いて後ろを見ると、結月ちゃんがいた。
貴「なに…」
結「ご、ごめんなさい！あの、お水を貰いたくて…」
昌「水？水かぁ…どれだろう…」
桶にあるたくさんの瓶。
貴「ニオイでわかるんじゃない？」
昌「そうだね」
クンクンとニオイを嗅いで水を探す。
するとまた結月ちゃんが話しかけくる。
結「昌豊さん、Aさん、これは…？」
貴「あ、足元…」
結「え…？きゃあ！？」
足元の瓶に躓いて、結月ちゃんが転びそうになるが、昌豊さんに受け止められる。
結「ご、ごめんなさい！水全部かかって…！！」
昌「ああ、大丈夫だよ」
そう言って彼はフルフルと首を振って水を飛ばす。
貴「…ああぁぁぁ！！？」
私は駆け寄ろうとして何気なくみた足元を見て、絶叫した。
貴「こ、これ……」
昌「あぁ……」
一緒に倒れた桶やら瓶の他に、違うものが倒れていた。
貴「あーのーひーとーはー！！！」
私は一緒に倒れたそれ…、丸薬の入っていた筒を持って信玄さんの元に行った。
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ふく - おかかさんのこのお話、大好きです。続きを本当に楽しみにしています。 (2020年3月5日 21時) (
レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - 小説消されると書くのが嫌になりますよねでも頑張ってください待っています (2018年10月30日 12時) (レス) id: 53aaf76c78 (このIDを非表示/違反報告)
サケ - 続き消されましたか？それでも頑張って下さい (2018年8月20日 0時) (レス) id: ced462d407 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - あの続編消されてしまったんですか？ (2018年8月14日 9時) (レス) id: 40a916232a (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - 紅葉さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです♪ただ今スランプのため…もう少々お待ちいただけると幸いです…！これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2018年2月28日 15時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか | 作成日時：2017年11月14日 15時
