＊story60 ページ11
日が暮れた頃、少年を母親の元に送り一息つく。
貴「良かった。症状は軽いし、そんな毒性の強い蛇に噛まれたわけでもなさそうだし、明日また様子を見て大丈夫そうだったら問題ない」
マムシとかに噛まれたら大変なことになってた…。
昌「もう君は武田軍には欠かせない薬師だね」
昌豊さんにそう言われ、嬉しくなる。
信「それにしても、あの丸薬いつのまに作ってたんだ？」
貴「あぁ、この前作ったんだ。自分で実験したから、効果も確かなはず」
信「へぇ…。って、おい。自分で実験したって…？」
信玄さんが恐る恐る私を見る。
貴「だって、他の人で実験するわけにもいかないし…」
信「お前なぁ」
昌「あはは…。けど、危ないからもうしちゃダメだよ？」
貴「けど、そうじゃないと新薬作れない」
信「そうは言っても危ないだろ」
貴「えー」
信「えー、じゃない」
ピシッとデコピンを食らう。
貴「あいて！なにするんだよー！」
信「自分の身体を大切にしろ」
貴「…それ、信玄さんが言う？」
信「うぐっ…」
ジト目で反論すると、言葉を詰まらせる。
昌「お互い大切にしてくださいね。お二人は武田軍には欠かせない人なのですから」
信「なに言ってんだ。お前らも武田には欠かせない大切な人だぞ？なっ？」
貴「そーだよ！！みーんな大切な仲間だもん！！」
昌「…二人って、なんだか似てるなぁ」
しみじみと昌豊さんが言う。
貴「明後日は豊臣軍のとこ行くんだから、信玄さんは休んでね！！明日もあまり動いちゃダメ！！」
信「鍛錬はしていいだろ？」
貴「まぁ、ほどほどに。私が監視役しようか？」
信「それ絶対鍛錬させない気だろ…」
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ふく - おかかさんのこのお話、大好きです。続きを本当に楽しみにしています。 (2020年3月5日 21時) (
レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - 小説消されると書くのが嫌になりますよねでも頑張ってください待っています (2018年10月30日 12時) (レス) id: 53aaf76c78 (このIDを非表示/違反報告)
サケ - 続き消されましたか？それでも頑張って下さい (2018年8月20日 0時) (レス) id: ced462d407 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - あの続編消されてしまったんですか？ (2018年8月14日 9時) (レス) id: 40a916232a (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - 紅葉さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです♪ただ今スランプのため…もう少々お待ちいただけると幸いです…！これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2018年2月28日 15時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか | 作成日時：2017年11月14日 15時
