【弱虫ペダル】不思議チャンの彼女は山神の妹さん！【真波山岳】

9話なのだ！！ ページ10

あの体育からというもの。あたしはたくさんの運動部から仮選手ということで誘いを毎日受けていた。

貴「うーむ…。困ったぞ…」

教室で頭を抱えて悩んでいると、真波が話しかけてきた。

真「また誘いを受けたの？www」

貴「そうなのだ…。まぁ、こんなあたしでよければ力にはなりたいのだが…。あたしは自転車部を休みたくないのだ。自転車が一番好きだからな…」

真「断ればいいのに…」

貴「けど、そしたらなんか…。かわいそうではないか？せっかく声をかけてくれたのに悪いであろう」

真「んー。けどはっきり言わないとだよ？」

貴「それはわかっているぞ」

すると、噂をすればという感じでバレー部の先輩に呼ばれる。

貴「次はバレーか…。とりあえず行ってくるぞ」

正直、もううんざりだぞ…。疲れる…。

先輩「どうだ？答えは決まったか？」

貴「え、えーとその…」

ど、どうしたらいいのだ…！！けど真波の言う通りはっきり言わないと…！！

真「あのぉ、この子は自転車部の部員です。ここの自転車部がどれだけ忙しいか知っていますよね？」

先輩「なんだお前」

真「自転車部の1年です。オレのことはいいとして、Aは自転車部に必要不可欠なんです。そもそも自分の部活なんですから、自分たちでなんとかすればいいじゃないですかー？」

貴「ま、真波…」

先輩「…チッ。まぁ確かにそうだな。悪かった」

そう言って去っていった。

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