【弱虫ペダル】不思議チャンの彼女は山神の妹さん！【真波山岳】

37話なのだ！！ 真波side ページ41

部屋で東堂さんの話をするA。とても自慢気に、楽しそうに話す。

たとえ兄妹でも、東堂さんに嫉妬してしまう。

真「オレはかっこよくないのー？」

Aに顔を近づけて言う。

オレだけを見て欲しい。かっこいいって言って欲しい。そういう独占欲が心を埋め尽くす。

貴「か、かっこいいに決まっているだろ！！//////兄貴のかっこいいと、山岳のかっこいいは違うのだ！！//////」

顔を赤くして強く言うA。ジーっと見ていると、Aの表情が変わる。

貴「…かっこいい…けど、かわいくもある」

真「えっ？」

貴「にしし♪こういう山岳はかわいくて子供っぽいな！！(*^艸^*)」

いきなり、そんなことを言い出す。すると、オレの髪に手を伸ばして撫で始める。アホ毛を指で飛ばしたりして遊んでる。

軽くニヤリと笑うAはとてもかわいい。いたずら好きな子供みたいだ。なんだよ…Aだって子供っぽいじゃん…//////

頭に置かれている手が暖かくて、撫でられてる感覚がくすぐったくて、優しい顔で笑うA。

オレ、相当重症だな…//////

真「もっと撫でて〜//////」

貴「はは！甘えん坊だな！！」

Aの笑顔を見てると、インターハイの疲れなんて感じない。むしろ元気が溢れ出る。無表情だったのにこんなに明るく、キラキラした笑顔を向けてくる。

その笑顔、オレだけに見せて欲しいな。なんて思ってたりしてるんだよね。

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