【弱虫ペダル】不思議チャンの彼女は山神の妹さん！【真波山岳】

28話なのだ！！ 真波side ページ32

昼休みからAの機嫌が悪いように見える。
てかすごく悪いな。

真「あ、あのぉ…。A…さん？」

貴「もぉぉぉぉぉ！！！なんで兄貴はきてくれなかったのだぁ！！！兄貴のバァーカ！！！オタンコナスー！！！」

ジタバタと幼い子供のように暴れるA。

真「あぁ…。どうしたらいいんだろう…」

とりあえず部活に行って、ロードでいろんなコンビニを周りラムネを集める。

真「こんだけあれば大丈夫かな…？(汗)」

ラムネが、お茶漬けと同じぐらい大好きだと最近知った。というか教えてくれた。

部室に戻ると、案の定Aが暴れまくっていた(((((((

ラムネを口にポイッといれると、ピタッと動きが止まる。真顔でもぐもぐと食べている。

……ハムスターみたいでかわいいとか思ってたりして//////









Aが大人しくなって、話していると彼氏のオレにとってとんでもない情報を3年が言っていた。

荒「けどよ、東堂妹も最近男子の間じゃ話題になってるぞ？1年にすごくかわいくて運動神経抜群のカチューシャ女子がいるって」

福「オレも聞いたことがある。学年問わずAは男子に人気が出ている」

貴「そうなんですか？」

東「ワッハッハッハッ！！！さすがオレの妹！！」

貴「あたしなんかのどこが良いのだろうか…」

どうしよう…。Aは他人から要求されたことを断るのが苦手だし、取られたらどうしよう…。

貴「そうだ、もっとあたしと真波が付き合っているというのを見せつければいいのだ！！」

真「え」

貴「なんだ、真波はイヤか？」

真「い、イヤじゃないけど…」

新「例えば？」

貴「簡単です！こうしてればいいんです！」

Aはオレの腕に抱きついてくる。とても嬉しそうに、笑顔で。無邪気に。

突然のことでびっくりして顔がつい赤くなってしまう//////

貴「ん、真波？どうしたのだ？」

上目遣いで、コテンと首を傾げながらオレを見るAに、限界だった。とりあえず、オレは心の中で思いっきり叫んだ。









上目遣いとかずるいよぉぉぉ！！！！//////

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