◎49話 ページ6
給水所でみんなにボトルを渡して、追いかける。あ、もちろん走ってね？ロードに乗りたいけど危ないしwww平坦ニガテだしwww
貴「ん、なんだあれ。2人ぶっ倒れてる」
よく見たら京都伏見じゃん！！チギれたのかな？
貴「………んま、なんかほっとけないし助けるか」
リュックからポカリを2本出して、ガードレールを飛び越えて2人に投げる。
貴「呼吸が整ってから飲んでくださいねー！」
そう言って前を見ると、箱学のジャージの人がこっちを見ている。
あれ、泉田先輩じゃん！すげー顔色が悪そう。
貴「泉田先輩どうしたんだろ？リタイアの人みて動揺してんのか？」
ガードレールの中に戻ってまた走る。
貴「おぉーい！！山岳ー！！泉田せんぱぁい！！荒北先輩！！新開先輩！！」
泉「藍川…」
貴「チームの雰囲気悪すぎですよー！テンション上げて行きましょうよ！！福富先輩と東堂先輩に追いつかないですよー！！」
真「あははー！Aはノー天気すぎーww」
貴「山岳だけには言われたくない！！てか、荒北先輩と新開先輩大丈夫ですか？生きてるんですか？」
泉「そ、それがさっきからうなだれたままで…」
貴「えー？息してるんですか？してなかったらまじ爆笑www」
すると、荒北先輩がガバァッと顔を上げて、怒鳴りつけてきた。
荒「生きてるに決まってんだろォ！！！こっちはボロボロの新開連れてクタクタなんだよ！！変なツッコミいれさせんな！！」
貴「ウッヒャヒャ！！すいませーんwww」
新「ちなみに、オレも生きてるぞ」
貴「あれ、そうでしたかww」
新「さっきは応援ありがとな。しっかり聞こえてたぞ」
貴「いえいえ！！」
荒「ったく、疲れるしめんどくせーけど、オレしか引っ張るやついないしな」
新「全力スプリントのあとでここまで走れるようになったのはお前のおかげだと思ってる。引くやつがお前でよかった」
貴「ウッヒャヒャ！！もう大丈夫ですね！！」
荒「お前が来るとほのぼのした空気になるんだよ、アホ」
貴「ウッヒャヒャwwwんじゃ、ゴールで待ってまーす！！」
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作者名：おかか | 作成日時：2014年12月18日 16時
