◎28話 ページ33
貴「ごめんね山岳w朝起きてすぐにお母さんのところに行ったからwww」
真「大丈夫だよwwけど、そんなにすぐ行かなくても良かったのにwww」
貴「えへへ…」
真「……?A?」
貴「なんでもないよ!早く行こう!委員長が待ってる!!」
3日後。
貴「はぁ……」
真「A、大丈夫?ため息ばっかりで……」
貴「ん〜…?大丈夫だよー…」
お父さんも仕事で忙しいし、お母さんも昨日からまた発作がでてしまい退院の話はなくなってしまった。
最近、家にいるのはあたし一人。寂しい気持ちが心を飲み込んでいた。
貴「……はぁ……」
インターハイもあるのに、こんなんじゃダメだよね…。けど……。
貴「……山岳、あたし学校休む…。部活だけ行くよ…」
真「えっ?…なら、オレも休むよ」
貴「い、いいよ!?山岳は学校行きな!」
真「学校の気分じゃないし、そんな顔してるAをほっとけないし」
貴「……」
真「……寂しい?」
貴「っ!!!」
真「Aは、すごくお母さんっ子だもん。寂しいんでしょ?」
貴「……うん…!!寂しい…!!」
ボロボロと涙が落ちる。
貴「山岳も、委員長も、そばにいるのに、寂しくて、しょうがない…!!お父さんも、仕事で忙しいし…!!いつも一人で…!!」
真「そっか。ごめん、オレももっと役に立ちたいんだけど…」
貴「山岳は、十分役に立ってる!けど、一つお願いしていい?」
真「なぁに?」
貴「甘えて…いい?」
真「…当たり前じゃん」
近くの公園に自転車をとめ、山岳に飛びついてわんわん泣いた。
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おかか(プロフ) - 逢葉さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえてすごく嬉しいです!!ありがとうございます!! (2014年11月30日 13時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
逢葉 - 初めまして!逢葉と申します!今までの作品をニヤニヤしながら見てました←おかかさんの小説本当におもしろいです!更新待ってます!頑張ってください! (2014年11月30日 10時) (レス) id: fd17fffb31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おかか | 作成日時:2014年11月29日 22時