あなたとカゲプロ！２[短編集]

補習[ケンジロウ]墨風@ぐうたらにつきさんリク ページ13

今あたしが持っている紙の、あたしの名前の隣に赤く大きく書かれた数字。

それは赤点を意味している。

まさか・・・まさかこんなことになるなんて。

ついにこの数字に出会ってしまうとは。

もうモモちゃんをバカにできなくなってきた。

ケンジロウ「おい、大丈夫か。」

A「大丈夫・・・なわけないじゃないですかっ！！(泣)」

ケンジロウ「お、おう。そう怒るな。まあ一応、今日の放課後補習だから。あと、うちのクラス赤点お前だけだから。」

そんなぁ・・・。

しかも、あたししか赤点がいないってことは。

補習受けるのもあたしだけで。

つまりそれは・・・。

最悪だ。

あの先生苦手なんだよ。

一緒にいるとやたらと緊張しちゃうし。

でも補習は受けるしかないか。

そう思ったあたしは、約束通り補習に行った。

ケンジロウ「・・・んで、ここがこうなるわけだけど。おいおい、大丈夫かー。」

A「全然わかんないんですけど・・・。」

ケンジロウ「ちょっと見せてみろよ。」

そう言うと、先生はあたしのプリントを覗き込んだ。

ち、近い・・・。

ケンジロウ「うわ。全然できてないじゃん。何聞いてたの。」

何も聞いてませんでした、なんて言えるはずもなく。

A「すみません。」

ケンジロウ「こりゃ相当ヤバいな。毎日補習やろうか？」

そんな・・・っ！！

この状況を毎日だなんて無理！！

A「け、結構です！それじゃあさようならっ！！」

ケンジロウ「おい！まだ終わってねーって。」

あたしは逃げるようにしてその場を去った。

もちろん、その後のテストも補習を受けることになったのだが。


*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

テスト期間で更新できませんでした。

すみませんm(__)m(泣)

結果は…(ｰｰ;)

まあ、赤点じゃないし！

うん。大丈夫大丈夫。

大丈夫…なはず。

素直に[ヒビヤ]伸太郎さんリク→←調教[カノ]藻ノ華さんリク

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