フジside ページ8
今日はキヨの家でゲームを一緒にする約束をしている。
向かい途中、ゲーム屋さんに通りかかり少し立ち寄ろうとお店に入った俺は
ゲームコーナーへと向かい気になるゲームを模索した。
『お、コレとかいいじゃん、、』
少し前に出たゲームだが、割引になっていたので試しに買おうと手に取ると
どこか見覚えのある顔をした女の子が、遠くの陳列棚を通って行った様な気がした____
俺はすぐさまゲームコーナーから書籍のコーナーへ立ち寄ると、
本を手に少し眉間にシワを寄せた、普段と少し雰囲気の違うAちゃんだった。
俺はふと気付けばAちゃんに声をかけていたようで、
少し驚いた顔を浮かべながらも、細い声で俺の名前を呼んでくれた。
彼女の手元を見ると、theケーキの箱の様な物を持っている。
何かの帰り道なのだろう。
いつもひとつに結んでいるAちゃんの髪が今日は下げられていることに気が付いた俺は、
無意識に似合うなんて言葉をAちゃんに向けて口にしていた。
言っちゃった、何て思ったのも束の間にAちゃんの顔を見ると
りんごのように顔を赤らめている。
俺が少し茶化した事を言うと恥ずかしかったのか
Aちゃんは早々と別れを告げ、顔を赤く染めたまま足早に俺の前から立ち去って行った。
『おま、それ無しだろ！、』
キヨ「んだよ！お前がただ単に下手くそなだけだろボケがよ！！！」
キヨの家に着いて早々、俺らはゲームを始めた。
キヨ「何これ、買ったの」
俺が買ってきたゲームを手に取ったキヨ
『ああそれ？さっきゲーム屋寄ったら安くなってたから買ってみた、やる？』
キヨ「お、いいじゃんやるか」
『そう言えばさっきAちゃんに会った』
キヨ「あ？A？あーあの曇った女？」
『ゲーム屋でばったり会ったんだけど、普通に可愛いよな、Aちゃん』
キヨ「あの曇った女が？？辞めとけよフジ、どうせああいう女が1番めんどくせぇんだから
付き合ったって痛い目見るだけだろ、、」
『いや別にそういう目で見てる訳じゃないし笑
キヨ、まだ引きずってんのかよ』
キヨ「____、別に」
『てか何でキヨはあそこまでAちゃんに絡みに行くの』
キヨ「んぁ？ただ面白いから笑」
キヨはゲームの画面を見たままそう答えた。
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かむ - にゃんこさん！投稿お疲れさまです！お返事ありがとうございます！！新しいのがいつ出るのかとワクワクしていました...！私もにゃんこさんの作品を読んでると胸がキュッってします！wいつも応援してます！！ (2021年8月26日 0時) (
レス) id: 91de7e5fbe (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - かむさん» お返事遅れてしまいました、、わー！かむさんー！凄く嬉しいお言葉ありがとうございます見た瞬間胸がキュッとなりました、今日からまたゆるゆると更新する予定です！是非今後もご自愛ください！ (2021年8月25日 3時) (レス) id: 44d94b632e (このIDを非表示/違反報告)
かむ - コメント失礼します！にゃんこさんの作品、全部見させていただきました！もう最高です！！これからも頑張って下さい！応援してます！！！ (2021年8月19日 1時) (レス) id: 91de7e5fbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんこ | 作成日時：2021年8月4日 4時
