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金6/11 あめ ページ35

6/11 あめ ☔︎


痛い、、身体の節目もどこもかしこも至る所に紫色のあざが出来ている。


先週、キヨくんに送ってもらっていた所を誰かが目撃していたのかいつの間にかクラスの女の子達による尋問という名の暴力が増えた。


今日も登校すればそのままトイレに直行され息をする間も無いほどに理不尽に叩きつけられる。


もうこれで今週で何回目だろうか、、


しの「Aおはよ〜、ってどうしたのこれ!!」


『しのおはよ、笑あーこれなんでもないから、ただ打っちゃっただけ』


しの「打っちゃったって、、てかAこの前も打ったとか言ってなかった?あのあざ治ったと思ったらまた、、それよりとりあえず私保健室で氷貰ってく、、、」


『しの!大丈夫、大丈夫だから、もうHR始まるし』


しのを見ているとあの恐怖からの安堵なのか思わず声を出して泣いてしまいそうだったけど迷惑をかけたくない。


そんな事を思った私は無意識に保健室に行ってくれようとしていたしのの腕を掴んでいた。


キヨ「んっしょコラショー、んで何が大丈夫だって?」


そこに後ろから割り込んで来た私の好きな人。しのと同様キヨくんの声や匂い全てを思い出した私は相討ちをかけられた様に涙が込み上げて来た。


キヨ「んだよ無視かよー」


横目で女の子達を見ると鋭い刃物の様な視線。


『何もないから、笑じゃあしのもまた後でね』


恐怖で手が震えた私は自分で自分を押さえ付けた。







キヨ「助けてって言えよ________」



え?



キーンコーンカーンコーン___________






枯れかけた声でぼそっと聞こえた声。


野口先生「はいじゃあ出席取るぞー、、、、、」


キヨくん達に今1番言いたい言葉。もっと簡単に言えればなんて思うだけで口には出来ない。



野口「えーAー」


『は、、、』


キヨ「あ、先生ーこいつさっきから体調悪いって言ってたんで保健室連れて行っていいすか、」


野口先生「大丈夫かー?顔色悪いな、じゃあ清川ーお前保健室までA送って行けー」


『え、いや1人で行けま、、』


キヨ「いいから。行くぞ」





こんな事してたらまた女の子達が、、、手の震えが止まらないまま私達は教室を出た。

廊下→←19:00



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かむ - にゃんこさん!投稿お疲れさまです!お返事ありがとうございます!!新しいのがいつ出るのかとワクワクしていました...!私もにゃんこさんの作品を読んでると胸がキュッってします!wいつも応援してます!! (2021年8月26日 0時) (レス) id: 91de7e5fbe (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - かむさん» お返事遅れてしまいました、、わー!かむさんー!凄く嬉しいお言葉ありがとうございます見た瞬間胸がキュッとなりました、今日からまたゆるゆると更新する予定です!是非今後もご自愛ください! (2021年8月25日 3時) (レス) id: 44d94b632e (このIDを非表示/違反報告)
かむ - コメント失礼します!にゃんこさんの作品、全部見させていただきました!もう最高です!!これからも頑張って下さい!応援してます!!! (2021年8月19日 1時) (レス) id: 91de7e5fbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんこ | 作成日時:2021年8月4日 4時

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