通り雨の向こう【ky】

涼しいよる ページ11

急に突拍子も無いことを言い出すしの。


『ふぇ！？無いないあり得ないよ笑』


しの「なんだ〜いい感じなのかと思ったのに


でもあの時の女子の顔、鬼みたいな顔してたなぁ」


『何でちょっと残念そうなの、、、



え、それって私大丈夫？』


しの「うん、私も今思った。これA学校行ったら死ぬんじゃ、、」


『え、、私ついに終わった、？』


しの「うそうそ大丈夫、笑なんかあっても私居るから」


そう言いながら笑顔で私の肩をポンポンと叩くしの。





これが悪夢の始まりだなんて、誰も思ってもいなかっただろう。





しの今日はケーキもありがとう!これからも色んなところ、2人で写真撮りいこ!
A私も凄い楽しかった!また行こうね
Aね、そういえばしの
A藤井くんって知ってる?
しのあー!あのキヨくんと仲良いフジくん?
Aそうそう、あの人もモテるの、?
しのあの2人がtopだよ笑。なに!A好きなの!?
Aすぐ恋に繋げやがって!笑なわけないじゃん!


どうやらしの曰く、キヨくんとフジくんは相当モテているらしく


学校のカースト上位の女子達が普段からキャッキャと騒ぐ程らしい。






今日は幸せだったな〜なんて思いながら、私は現像した写真を壁に貼り付けた。



キヨくんの撮った写真、壁に貼ろうかと考えたけれど

ふとキヨくんの顔が頭に浮かび、スクールバッグの外側のポケットに入れた。






学校で見せてあげたらどんな顔するのかな____








そんなことを思う私。




今日は涼しい夜だった。

木5/6 あめ→←現像

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