イナイレGO～桜と雪と兎の少女 Ⅱ (ページ14)

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テレビをつけて雷門中の試合を見ていた

が、しかし検査する時間になってしまって

途中で見ることができなかった

それに看護師の冬花さんにテレビを消されて

冬花「あと少しで退院できるから、我慢しようね」

「はぁい…体が鈍りそう…」

冬花「無理をするからでしょ。本当にもっと体を大切にしないとだめでしょ」

「大切にか…前は全く自分のことなんてどうでもよかったのになぁ」

冬花「変わったわね。前よりも柔らかくなったわね」

「雷門中のお陰かな。だから、早く恩返しがしたい」

冬花「ちゃんと退院できたらね。はい、腕だして」

「痛いから嫌だなぁ～；」

なんて検査をしているときに

馨「なんや…こないな試合見てもつまらんわ。真命ぉ～」

真命「このまま順調に上がってきたら僕たちの敵になるんだ」

馨「あないな…弱いやつに負けへんわ」

真命「なんか、最近元気ないな。そんなにショックなことがあったのか」

馨「…雷門のせいや！あいつらのところなんかにおるからや！ずっと…探して…僕のことを一番に…理解して…同じやと思ったのに…」

真命「勝てばいいだけだろ。そうすれば、こっちのものになって変わるだろ」

馨「それだけやと…この怒りは収まらへんわ…もっと潰してやるくらいになぁ」

真命「はぁ。(一度怒ると手に負えないから困るよ。)」

馨「ぁ、僕そろそろ仕事やから。終わったら練習に付き合ってな！」

真命「わかったよ」