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それから…ある日私は遅れて練習に出た
練習に出れなかったのは検査に時間がかかったからだった
ちゃんとキャプテンに連絡もしているしね
検査とは言わなかったけど
グラウンドに向かっていると、陰で見ている人がいて話しかけた
「あの、不審者ですか？」
？「ぇ！ぁ、いやそんなことはないよ！僕は；」
「ぁ、危ないですよ！」
ボールが飛んできて当たりそうになったところを止めようとしたら
その人に先に取られてしまった
「…まさか、"吹雪 士郎"さん…」
吹雪「そうだよ。いやぁ、危うく通報されるかと思ったよ；」
「それはすみません；あの、行方不明になっていたのでは…」
吹雪「どうしてそれを君が…」
円堂「吹雪！久しぶりだな！」
下のベンチのほうから鬼道や円堂が話しかけていた
先輩たちも驚いているようだった
それに鬼道の言葉でさらに衝撃的なことを言われた
吹雪「白恋中はフィフスセクターに落ちた…」
「もう…そこまで手が…」
吹雪「だから…君たちの力を貸してほしい！…でも今の君たちではおそらく勝てないかもしれない」
その理由は相手の必殺テクティクスである"絶対障壁"だった
それを突破するには私と剣城の力が必要らしかった
「私は…そこまで速く走れませんけど…」
鬼道「いや、お前ならできる。本気を見せろ」
拓人「そうだな、Aの力はあんなものではないのだろ」
天馬「ぇ！A、いままで本気じゃなかったってこと！？」
「天馬、落ち着いて；今までが全力ですよ。だから私はできません」
私の代わりに天馬が入ることになった
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作者名：Lapin | 作成日時：2017年1月11日 21時
