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試合が終わった後、南沢さんは雷門中の先輩たちと話していた
初めに会ったときに比べて表情が柔らかくなった気がした
「私たちが勝ったので約束はなしですよ」
南沢「残念だな〜こんなに可愛いのにな〜」
「口説かないでください」
南沢「はいはい。まぁ、来たくなったらいつでも来いよな。ぁ、これ連絡先」
「ぁ、はい、ありがとうございます；」
南沢さんたちが退場していた
天馬たちの影響で月山国光は新たな一歩を踏み出したように見えた
雷門中のサッカーはこんなにも人に影響を与えるなんてな
私は先に退場していると南沢と馨が話しているのが聞こえた
馨「…おもろないわぁ。南沢、僕との約束やぶりよったな」
南沢「別にいいじゃないですか。それにもう関係ありませんし」
馨「僕に、そないな口をきいてええとおもってはるのか？月山国光…つぶしてもええんで？」
馨の口から衝撃的なことが聞こえた
それはまずいと思って
二人の間に入って南沢選手を庇うように出てしまった
「馨！そんなことして何になるの！どうせ私のことなんでしょ！」
南沢「A！余計なこというな！」
馨「南沢、黙れ。なんや、Aいたんや。僕はなぁ、暇を持て余しとるんや。まぁええわぁ。潰すのは、なしにしといてやるわぁ。Aに免じてなぁ」
「何がしたいんだ…今の私には何もない。それなのにどうしてだ」
馨「本気をみたいんや。なぜ、隠すんや。そないに秘密にする理由はなんや」
「ｸｯ…南沢さん、先に行ってください」
南沢さんは何も言わずに行ってしまった
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作者名：Lapin | 作成日時：2017年1月11日 21時
