イナイレGO～桜と雪と兎の少女 Ⅰ (ページ21)

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木枯らし荘戻ると

円堂監督や鬼道が居た

「何しているんですか；」

円堂「ぁ！A！」

「熱いですって；それで今日は何の用事ですか；」

鬼道「小暮と話していただけだ。お前こそ何していたんだ。その恰好は月山国光のではないか」

「いいではないですか。コスプレ？」

鬼道「いや、おかしいだろ；」

「はぁ、また連絡しますよ。それにレジスタンスのこと私には何も話しませんでしたよね。ならお互い様だと思いますけど。今日は疲れたので失礼します」

円堂「なんか最近、不機嫌なんだよな。難しい顔して」

鬼道「Aは、わからないことが多すぎる。だが、言えることはフィフスセクターではないということだな。あとは目的が分かればいいのだが」

大人の人はなんてめんどくさいのだろうか

答えが必ず必要だとしている

私のことを理解してくれるものなどいない

「そこは置いといて。先にデータをまとめて鬼道に送ろ」

眼鏡をかけてパソコンにすべてを打っていた

完成したものをメールに添付して送った

メールの内容には、月山国光の状況を知るために偵察していたと書いた

その後はいつの間にか寝ていた

夢の中で知らない子と遊んでいる幼い自分がいた

サッカーを純粋に楽しんでいて

皆仲がよくて…

でもそこで悪夢に変わった

体がボロボロになるまで練習させられていた日々へと