イナイレGO～桜と雪と兎の少女 Ⅰ (ページ18)

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そのあと、雷門中に戻ってから話をすることになった

整理してから話したいと私が言ったからだった

「…まずはここに来る前のことから話します」

私がずっと貧しく身を隠して生きていたこと

フィフスセクターに狙われていたこと

革命を起こしている雷門中で戦いたくて転校してきたこと

試合に出るために男装をしてまできていたこと

「フィフスセクターが無くなれば、私はすべて話そうと思っていました。まさか、あれだけで見抜く人がいるとは思っていませんでしたが」

拓人「だから、俺たちのところに来たのか」

円堂「お前のデータが一つもないのはどうしてなんだ」

「鬼道さんにでも聞かれたんですね。あれは私がすべて削除しましたきっと探ってくるだろうと思って。篠ノ井藍として男装まですればごく普通の少年になれると思ったんですけど；」

蘭丸「神童、これからどうするんだ」

拓人「どうするもなにも、女子だろうと関係ない。俺たちと一緒に戦ってくれるんだ。Aに助けられたことは多いしな」

「いいんですか！」

円堂「サッカーが好きなんだろ。なら、問題はないな！」

「ありがとうございます」

何事もなく氷月Aとして試合にでることになった

雷門中に入って正解だったかもしれない

お人よしが多いチームだ