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「あと、実はしっぽも残ってる!」
そういうとミアはワンピースの裾をたくし上げようとするが、
翔平「うんうんうん!!!ミアちゃんそれはいいよ大丈夫!!」
翔平が焦りながら、ミアの手を制する。
「あらそーう??」
樹「....しっぽ......(しゅん)」
翔平「樹、お前いい加減にしろよ!?!?」
ちょっと見たかった気もする。(※藤原樹は健全です)
「わたしね、ずっと人間になりたかったんだ!
生まれてから、ずっとおもってた!
だから本当にうれしいよ!」
ミアは嬉しそうにぴょんぴょんジャンプする。
樹「そっか....よかったね」
思わずミアの頭を撫でる。
翔平「俺も、それに関しては本当によかったとおもう!
...しかしだな......」
翔平がひそりと眉をひそめた。
翔平「樹、これからミアちゃんとどうしていく.....?」
これからのこと....。
確かにミアは人間になったとは言え、
子供のような容姿だ。
そして、見ている限り、知能は小学生ぐらい。
だけど、さっきみたい服を脱ごうとしたり
常識みたいなのが理解できておらず、
子供っぽさがまだまだ全面に出ている。
だから人間としての生活は、慣れるまでは難しそう。
それを察した翔平の言葉に俺もどうするか考え始めた。
だけど、最初から決まっている答えもある。
樹「俺は....ミアと一緒にいたいな、」
翔平「それをするには、覚悟が必要だし、仕事していく中で他のメンバーに理解してもらわないといけない時がくるぞ?」
翔平って、本当こういう時は頼りになるんだよな。
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作者名:Luna | 作成日時:2023年9月5日 18時