3人の秘密 ページ8
_
翔平「...つまりミアちゃんは朝になったら人間になっていたと....」
翔平に昨日から今日の朝までの説明する。
樹「信じられる？翔平」
翔平「いや、まーね？そんなの漫画とかドラマだけの世界だとおもっていたけど、お前の猫好きが色んな形で身を結んだんだと思う！俺は！」
翔平は腕を組みながらうんうんうんと頷く。
「信じるよ」と意外とあっさり受け入れて貰えた。
翔平「ミアちゃんは、猫の時の記憶もあるんだもんね？」
「うん、ある！！」
最初は翔平を警戒していたミアも、
人懐こさですっかり打ち解けた様子。
翔平「どうして人間になれたかは分かる？」
翔平の言葉に、俺もハッとする。
確かに...1番大事なところをはっきりさせてなかった。
「あのね、これはすいそくなんだけど...」
樹＆翔平「うん？？」
「いつきくんの涙をなめたからだとおもうんだ」
ミアはあっけらかんと答える。
翔平「...お前やっぱり落ち込んでたんだな、昨日(笑)」
樹「うるさい.....えっ、ミアはその後すぐに人間になれたの？」
「うん！その後にね、こう体がむずむずして....」
ミアが手を腕に当てむずむずポーズをする。
....いちいちかわいい.....
翔平「なるほどね....でも見た限り耳は残ってるね」
翔平はミアのぴょこっと生えた耳を指して言う。
「耳は残っちゃったんだけど、しまえるよ！」
そういうとミアはぴょこっと生えた耳を、手で撫でると
ぺたんこに収納できていた。
樹「....猫耳...収納できるのか...」
翔平「うん、なんかお前残念がってない？？え？大丈夫？」
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Luna | 作成日時：2023年9月5日 18時
