☾☾☾ ページ7
_
樹「ミア、ありがとうな」
ミアの頭を撫でようとしたけど、人間になったことで
抵抗感が出てしまい、手を引っ込める。
すると
「なでてよう....!」
と上目遣いでおねだり。
人間になっても甘えん坊なのは変わらないらしい。
かわいいな、と思い
頭を撫でようとしたその瞬間____。
?「ふははは!!来てやったぞ、ふぃじわらい....ってキャアアアア!?!」
耳をつんざく、聞きなれた叫び声が。
びっくりして俺もミアもその方向を見る。
樹「.....翔平?!」
なぜかリビングの入口に、幼なじみで
同グループのメンバーである浦川翔平が。
翔平「ちょ...おま、どういうこっ...!?!」
翔平が混乱した様子で目を見開いている。
ミアはびっくりしすぎて、
ささっと俺の背中の後ろに隠れていた。
てか、お前どうやって家入ったんだよ....
(※スペアキーを翔平に渡しているのを忘れている樹)
樹「とりあえず、翔平...説明するから座って」
翔平「へぇっ!?....うっ、おっん!!」
混乱が隠しきれない様子の翔平を半ば強引に座らせる俺。
もうとりあえず何で翔平が来たのかとかそんな話は
ちょっと後回し後回し!
「....いつきくんのおともだち....?」
ミアは警戒しながらも小さい声で俺に呟く。
樹「うんそうだよ。大丈夫、悪いやつじゃないから。
.....ちょっと変だけど」
翔平「ん?!何か言った?!!??」
とりあえず、俺も朝から色々急展開だったから落ち着こ。
_
194人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Luna | 作成日時:2023年9月5日 18時