夜と涙 ページ30
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___リハ当日、朝8時。
「いつきくん、しょへ!!!」
ん......。?
「いつきくん!!!しょへ!!!おはようございます!!!」
床で川の字になって寝ていた俺ら(※樹、A、翔平の順)を元気よく起こすA。
なんなら俺の背中と翔平の背中交互に乗っかって激しく起こされた。←
樹「.......おはよう、A。朝から元気だ」
翔平「zzzzz」←
むくりと起きて、Aの頭を撫でようとした時。
___ん?、あれ?
樹「A、なんか、おっきくなってる?、」
目覚めてから、Aを目にすると、どことなく昨日より身長や顔つきが変わっているように見えた。
猫耳もなんかサイズが大きくなっていて、凛々しくなってきているような.....
「おっきく??そうなのかな??」
Aはぽかんとしている。、いや、これ気のせいじゃない。
樹「....おい翔平」
翔平「zzzzz」(※爆睡中)
「しょへ!!ちこくだよ!!!!」
めちゃくちゃ大きい声でAが翔平の耳元で叫ぶ。
翔平「...!?いやあああああああ!!?遅刻!?!やべっ...やべえ!!!やましょーさんにころされる!??」
効果は抜群だ的な。無事に起きた。
Aは大爆笑。俺はそんな翔平をスルー。
翔平「...ん!?!?えっ、なにこれ?!」←
樹「8時。」
翔平「なんだよふざんけんな!!!(笑)」
漫画みたいに飛び起きた翔平、寝癖やばい。
翔平「Aちゃん!?心臓にわるいでしょうが!!!.....あれ......?」
翔平もAを見て固まる。
樹「....思った?」
翔平「...Aちゃん、なんか成長したよ、ね???」
____やっぱり。
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作者名:Luna | 作成日時:2023年9月5日 18時