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ミアと名付けた子猫は、
その後も片時も俺から離れず、
「ミア、ほらミルク」
’’みぁうみぁう’’
腹も空いてるだろうとミルクを出すと、
ミアは小さな体で一生懸命ミルクを飲み出した。
マースも隣でミルクを飲む。
そんな二匹が可愛くて、並んでいるところを写真撮影。
「ミアに首輪とかも買ってこなきゃな」
ミルクを飲み終えたミアは早速俺の手に巻きついている。
こんな人懐こい猫、初めて見た(笑)
「...ミア、俺の顔そんなに見てどうした?」
出会ってまもないミアだけど、ミアは俺の顔を
覗き込むみたいに、ジーッと見つめる事が多い。
ミアはそんな問いに、小さく’’みぁう’’と鳴くだけ。
「...よいっしょ、っと」
ミアの可愛さに癒されながらも、仕事終わりの疲れが
ひしひしと襲ってきて、その場で横になる。
「...ミア、これからよろしくな?」
ミアの小さな体をつつみ、よしよしと撫でる。
...徐々に意識が遠のいてきて、夢の中に引き込まれる寸前。
聞こえたのは、ミアの小さな鳴き声だった
___’’みぁう’’
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作者名:Luna | 作成日時:2023年9月5日 18時