.夢の狭間. ページ8
久しぶりに色んな人とお話したからか
疲れてすぐに眠りについた
.
クラクラとする視界
これは…夢…？
夢であろう景色を
冷静に眺める自分がいた
そこに居たのは2年前
私が家を出ていく前日の私と家族の姿。
冷ややかな目でお互いを見ていた
もう互いに家族という距離感、感情は無いように思えた。
シンと静まり返ったリビング。
3人分の豪華な食事と1人分の質素な食事。
頂きます。と小さな声を上げて箸を手に持つお兄ちゃん
手を合わせて黙々と食べ始める母上
ジトリとAの食事をを見つめた後自身の食事に手を付ける父上
そこにはまるで【愛】がなかった。
前までは家族みんなで楽しくおしゃべりをしながら食べていたはずなのに
もう…こんなの家族じゃない…
こんな奴…父親じゃない！！！！！！！
バリン!!!!!
大きな音で目が覚めた
どうやら魔法薬を入れていたビーカーが割れてしまったらしい
ポタポタと垂れる魔法薬と比例するように
自身の額からも汗が流れていた
ﾄﾝｸｽ「A〜？なんかすっごい落としたから来たけど！大丈夫？」
『あぁ！うん、だ、大丈夫！魔法薬入れてたビーカーが割れてたみたい笑』
ﾄﾝｸｽ「あら！…って！Aすごい汗だよ！どうしたの！」
『ちょっと嫌な夢見ちゃって…笑』
ﾄﾝｸｽ「そっか…一緒寝る？」
『え！いいの？』
ﾄﾝｸｽ「うん！ちょっとその前に…」
トンクスが杖を振ると壊れていたビーカーが忽ち元通りになった
『ふふっありがとう』
私は枕を持ってトンクスの部屋に行った
ﾄﾝｸｽ「さ！寝よう！」
ﾎﾞﾌｯとベッドに飛び乗るトンクス
『うん！』
私もベッドに飛び乗り、トンクスに抱きついた
落ち着く匂い…
トンクスは私にとってお姉ちゃんのような存在だ
ﾄﾝｸｽ「もう嫌な夢見ないで寝れるよ。おやすみ！」
ニコッと笑ってトンクスは再び眠りについた
『ふふっおやすみ。トンクス』
私も眠りに落ちた
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葵 - 続編とても待ちどうしいです！頑張ってくださいまってます！ (5月14日 9時) (
レス) @page50 id: fad29a6ed8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - ひなのさん» 嬉しいです！ありがとうございます。これからは毎日更新にしていければと思っています(><) (2022年6月15日 22時) (レス) id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - いつも「はぁ？なにこれ最高かよ！」と思いながら読ませて頂いてます。私は欲を言うと毎日更新の方が嬉しいですが、作者様の無理のない更新頻度で大丈夫です！(更新して頂けるだけでありがたい)これからも応援してます！ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 7ba680f472 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - マナさん» 最終章の展開まで構成を練っていますが、今後の展開を話したらお話が面白くなくなるかもしれないので秘密です^^*！ 夢主闇堕ちエンドなどにはならないのでご安心を！笑 (2022年5月27日 21時) (レス) @page4 id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公は幸せになるのでしょうか？ (2022年5月27日 13時) (レス) @page5 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年5月27日 11時
