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「聞いたよ、A。とんでもない薄着のウエアで運動場行ってたんだってね。どうしようかな、僕すごく怒ってるんだけど」
「特に俺たちにバレたくなかったんだって〜？」
「僕悲しいな、Aに信用されてないんだね」
次の日、ジョンハンとジョシュアに話が回った。朝からAは二人に捕まって、リビングで縮こまっている。
2人はソファに並んで座り、Aはカーペットに脚を抱えて座っている。
昨日はちなみに、観念したAはウジと俺に管理されながら一緒に運動をして、そのまま帰ってきた。
「黙って運動場で鍛えてるだけじゃなくて、下着みたいなウエアで運動してたんだ。どうしようかな、Aがそんな格好で居たなんて…。嫉妬もあるけど、すごく怒ってるよ？A、わかる？」
「…すごくわかります」
「95には見つかりたくないってトレーナーヌナに言ってたんだってね？そっか、僕たちはAに嫌われてるのかな？それとも、信用されてないのかな？」
「…怒られると思ったから、」
「うん。とても怒ってるよ。Aの予想した通りになったね？」
ジョシュアは、友達ながら恐ろしい。
有無を言わさない、どう言おうとAの罪悪感に訴えかける精神的な攻撃だ。怒鳴られるよりきっときつい。
「A、オッパ聞いたよね？もしかして鍛えてるの、体つきが変わったねって。どうして嘘ついたの？」
「…バレたくなくて、ごめんなさい」
「…嘘つかれるのは悲しいよ、俺にだけはちゃんと話して欲しかった。Aにとって、俺ってその程度の存在だったんだ」
「違う、ハニオッパに言おうと思ったけど、でも止められると思ったから」
「止めるにしても、ちゃんと話は聞くよ。…Aにとって、話しやすいオッパになれたと思ったのに」
ジョンハンは上手い。責めることも忘れず、"自分は悲しい"とあくまで怒っていることよりも、悲しませたということを前面に出している。
実はハニ、内心はきっとめちゃくちゃ怒ってる。
Aは涙を堪えつつ、必死に抑えて2人と向き合っている。怒られて泣くことが女として良くないと、練習生時代に先生から何度も叱られて、身に染みているから。
「…困った子だね、A。もっと自分がどう見られてるか敏感になろうね」
「…はい、ごめんなさいシュアオッパ」
「これからは、絶対嘘つかないでね。本当にショックだから」
「ごめんなさい、ハニオッパ」
ふたりから頭を撫でられて、やっとAの目から、涙が零れた。
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KEY(プロフ) - いつもありがとうございます🙇いつも最高です！ (2022年10月14日 22時) (
レス) @page43 id: e6e7d876c8 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - すごくキュンキュンします、何回も読み返してます😭 (2022年9月27日 10時) (レス) @page41 id: cb9ba72967 (このIDを非表示/違反報告)
名無し54892号(プロフ) - 作者様のお話本当に大好きなんです…！とってもキュンキュンして読んでるだけでも胸が苦しくなってくるような、本当に素敵な作品だと思います🥲何回も読み返して更新されてるかな？と見に来てしまっています笑決して無理はなさらず続きが読めるのを心待ちにしてます！ (2022年9月4日 15時) (レス) id: 1445cdbb12 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！！これからも無理のない範囲で良いので更新して頂けると嬉しいです私の生活の一部なんです🥲💞これからも頑張ってください！！ (2022年8月20日 19時) (レス) @page38 id: 0a0a63f7c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ - 作者様の作品とても大好きで何回も読み返させていただいています！ これからも無理のないように更新していただけると幸いです！これからも頑張ってください！ (2022年8月20日 16時) (レス) id: cc4c34b3df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2021年8月21日 4時
