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「…Aは、なんにも悪くないよ」
髪の毛を撫でる顔が、優しい。ジスオッパは私の体を包み込むようにして抱き締めてくれた。
何も言えないでいた私のことを、何度も。大丈夫だからねと、安心させてくれる。
「この際考え方を改めるべきだと思うよ、A。自分のせい、じゃなくて皆のおかげって考えるんだ」
「みんなのおかげ、」
「うん。好きなお仕事が出来るのは、皆のおかげ。少し辛いときもお休みできるのは、皆のおかげ。…Aのせいなんて、僕たちは誰も思ってないよ」
スンチョリオッパの下がっている眉毛が、今度は眉間に皺を寄せて上がる。私が何を思って泣いてしまったのか、二人には伝わってしまったみたい。
私のせいで、皆が大変で。代わりをしている、んじゃない。
皆のおかげで私がやりたい仕事が出来て、自分自身の向上に繋がっている。
私は皆がいるから、辛いときにも休むことが出来る。
私が女の子とか男の子とか、そうじゃなくて。
皆だからこそ、私のために助け合って一緒に居てくれるんだ。
「A…俺が会社に言うの、嫌か？」
「…私がやりたいって言ったことだから、ちゃんと最低限はこなしたいです」
お願いします。
リーダーとしてのオッパに向かって、頭を下げた。
スンチョリオッパは首に手をやり、唇を尖らせながら答える。
「……ちゃんとご飯食べて、寝るようになったから今日、その…Aの体が正常になったってことだよな」
「たぶん、そうだと思います。ずっと、忘れているくらい来なかったから」
「……う、わかったよ。オッパは何も言わない」
また眉毛が下げてしょぼんとしたスンチョリオッパは、羽織っていた薄手のジャケットのボタンを開けて、タンクトップになった。
…わあ、腕の筋肉、すごい。
「…オッパ、筋肉触っていい？」
「お？いいよ？抱っこもできるぞ」
「……僕も結構鍛えたんだけど」
「ジスオッパ、胸板厚いんだって思いました」
「…ほんと？嬉しいな」
「うん。だって、二人とも、私が知ってる男の人の中で、1番かっこよくて、頼りになるオッパだもん」
スンチョリオッパは眉毛も目尻もほっぺたも下げて、嬉しそうに笑う顔が好き。ジスオッパは、涙袋と笑った時に出るほっぺが可愛くて好き。
でもいざと言う時には、必ず助けてくれる。頼りになるし、強くてかっこいい大好きなオッパだ。
「かっこいい？ええ〜？そう〜？」
「違うよ。僕に言ったんだよ、スンチョリ」
「やー！違うだろ！」
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みお(プロフ) - 初めまして！初めてこの小説を見つけた時とても面白くて一気にシリーズ全部読んじゃいました！めちゃくちゃ好きな内容でした！リクエストしても大丈夫ですか？他のグループとの絡みが見てみたいです！これからも更新頑張ってください！ (2020年11月18日 7時) (
レス) id: 34e40ccb1d (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 春さん» その通りです…！分かりにくい例えですみません(；；) (2020年10月23日 21時) (レス) id: 1570d559b0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - ひょにさん» 遅くなってしまい申し訳ありません、可愛いヒロインを褒めて頂きとても嬉しいです…！これからも応援よろしくお願いいたします…！ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 1570d559b0 (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - シンメってジャニーズ好きだったときによく聞く言葉だったのでそうかなと思って聞きました！ (2020年10月6日 23時) (レス) id: 3d6b19a635 (このIDを非表示/違反報告)
ひょに(プロフ) - 三章おめでとうございます(^^)いつもこっそり読まさせていただいてます…(笑)可愛らしい夢主ちゃんに憧れております…！ちゅんちゃんさんのペースで頑張ってください応援してます！ (2020年10月6日 19時) (レス) id: 05506812b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年9月30日 22時
