GOING SEVENTEEN insomnia-Zero #1 ページ1
寝たら退勤。
そんな簡単なルールのはずなのに、私の心臓はバクバクして止まらない。
こんなんじゃ絶対に寝られるわけがない。
「や〜Aや、早くあっち行きな？」
「…ハニオッパ絶対変なこと言わないでくださいね」
「ん？企画だもん、面白くなきゃ！」
ミンギュもドギョムもろくなこと言われてない…！
この流れだと絶対変なこと言われる、と気後れしながらも布団に入った。
あ、…ちょっと温かい。
『Aさんも少し落ち着いてから行きましょう』
「Aや、深呼吸〜！」
「…もうちゃんと寝るって決めたから！聞こえないから！」
「あはは、可愛い」
95ズめ。こういうとき団結していじめるんだから。
絶対に皆の方なんか見ないと決めて、背中を向けて潜り込む。
おやすみ〜って聞こえたハニオッパの声。
そのあと声が響いた時には、聞かれたくないエピソードのきっかけを話していた。
「A、前に1度だけ宿舎から脱走したことあったよな」
「あ〜…あったね、すごい近い家出」
「まさかのNU'ESTヒョンの宿舎に」
「ミニョニヒョンから、ウジヒョンにAは預かったってメッセージが来たんだよね」
「あれだけ必死に探してたから、俺メッセージ見て拍子抜けした」
そうだ、そんなことあった。
クプスオッパと喧嘩して家に居たくなくて、飛び出した。そのとき唯一連絡先を知っていたNU'ESTオッパたちの宿舎を教えてもらって押しかけたんだった。
なんで、喧嘩したんだっけ。
「なにが原因だっけ」
「…クプスが何も言わずに仕事断ったから。Aの」
「あー…ドラマ？」
「そう、恋愛ドラマ。チャウヌとのやつ」
「あれは断るよ。クプスじゃなくてもね」
私はその話が来てたことをかなり後で知った。
もうそのドラマは撮影が始まっていた頃。
音楽番組収録の局内、同い年で顔見知りだったウヌに会った時に言われるまで知らなかった。
『Aや、オファー断ったって聞いたよ。俺となのに』
『え？…なんのこと？』
『ドラマ。俺と恋人役。キスシーンもあるよ、Aならいいなーって思ってたのに』
その夜、問い詰めたらクプスオッパは一言。
『だめだ。ここまで気をつけて男避けしてたのに、ドラマなんてやったら台無しだろ』
私、もう一生ドラマ出られないの？
「ミニョニヒョン、Aのこと返したくないな〜って笑ってたね」
「ご飯作ってあげたんでしょ」
「短時間で良く作ったよ。僕たち連絡来てすぐ行ったのに」
「A隠れてたしな」
→
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みお(プロフ) - 初めまして！初めてこの小説を見つけた時とても面白くて一気にシリーズ全部読んじゃいました！めちゃくちゃ好きな内容でした！リクエストしても大丈夫ですか？他のグループとの絡みが見てみたいです！これからも更新頑張ってください！ (2020年11月18日 7時) (
レス) id: 34e40ccb1d (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 春さん» その通りです…！分かりにくい例えですみません(；；) (2020年10月23日 21時) (レス) id: 1570d559b0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - ひょにさん» 遅くなってしまい申し訳ありません、可愛いヒロインを褒めて頂きとても嬉しいです…！これからも応援よろしくお願いいたします…！ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 1570d559b0 (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - シンメってジャニーズ好きだったときによく聞く言葉だったのでそうかなと思って聞きました！ (2020年10月6日 23時) (レス) id: 3d6b19a635 (このIDを非表示/違反報告)
ひょに(プロフ) - 三章おめでとうございます(^^)いつもこっそり読まさせていただいてます…(笑)可愛らしい夢主ちゃんに憧れております…！ちゅんちゃんさんのペースで頑張ってください応援してます！ (2020年10月6日 19時) (レス) id: 05506812b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年9月30日 22時
