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ジニョンはジフニオッパに礼儀正しく挨拶をして、今日あったことを私の代わりに説明してくれた。
連絡先を聞かれていたこと、食事に自分が誘ったのも、タクシーにミニョニオッパが居ることも。ジニョンは、自分がしたことだからとまで言ってくれた。
「…うちのAがお世話になりました。行くぞ」
「あ、ジニョナ、またね…っ」
「ヌナ、また連絡しますね」
シーンとしたエレベーターの中、ジフニオッパの舌打ちがやけに大きく聞こえた。握られた手首が痛い。
「…お前、いつから他人にヌナって呼ばせるようになったんだよ」
そのままリビングに皆が集まって、一部始終を説明したけど空気は重い。
「飯行くとは聞いたけど、俺たちのうちの誰かを呼ぶのはルールだろうが」
「…単独のスケジュールだったから、誰か呼んだら悪いかな、と思ったんです」
「お前のためなら飯食った後でも行くよバカ」
ジフニオッパは首に手を遣り、溜息をつく。
不機嫌な時の癖だ。写真を撮られたら元も子もない、だから同伴が約束なのに。怒られて当然だ。
「ヌナって呼ばせてた。あいつに」
「…ヌナ、ほんと？」
「ヌナ、」
弟たちの悲しい顔が心に痛かった。
この子たちにとって、その呼び方は特別、だったの？
「そうだよね、僕とは違って顔小さくてかっこいいし背も高いし。ヌナのピンチを救ってくれたんだもんね、ヌナって呼ぶの許すのも当たり前だよね」
「ディノ、ごめんねそんなつもりじゃなくて、」
「…こら。Aは反省してるし、妬いたのは分かるけど拗ねて責めるのは違うよ。特にウジとディノ」
「ハニヒョン、俺は妬いてない」
「ばか、ウジが1番妬いてるでしょ。そんな顔して」
ハニオッパが、優しく仲裁してくれたおかげで、空気が柔らかくなる。ジフニオッパとはまだ、目が合うと逸らされてしまうけれど。
「A。今度からは、誰かをちゃんと呼んでね。心配だから」
「…はい、シュアオッパ」
「もう二度としないこと。その馬鹿なスタッフのことも、全部スンチョルが話しておくから安心してね」
「…仕方ないな、」
「ありがとうございます…」
私が悪いのに、いつも優しく叱ってくれるオッパたちには頭が上がらない。はい解散、と手を叩くオッパに従って皆が散る。
ジフニオッパは私の頭を乱暴に撫でて、優しく鼻を摘む。変な顔、とオッパは笑った。
(もう知らない男と帰ってくんなよ、このバカ)
(…ほんとに妬いてくれたの？)
(うるせえな、…悪いかよ)
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ちゅんちゃん(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！いま�イ泙任△蠅泙后�ページ上部のシリーズ全てを見る、から飛べると思います！ (2021年11月6日 21時) (
レス) id: d1cd92e110 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - おもしろくて一気に読んじゃいました〜！！�△盂擇靴澆任� (2021年11月5日 23時) (レス) @page50 id: 8bf5dbbddd (このIDを非表示/違反報告)
いちご - なんか色可愛いんだが(真顔)面白かったんでホシくんポチっとなしときますねはい。(※彼女は中学生です) (2020年7月27日 21時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 瑪瑙さん» はっ…！！エメラルドの…！エメちゃんの大ファンです！読んでもらえて本当に嬉しいです…！なかなか進まなくてだらだらしたお話ですが、そう思って頂けて嬉しいです…(*`ω´*)もっと頑張ります！ありがとうございます！ (2020年7月18日 0時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 文章から感じとれる優しさと愛がいっぱいの雰囲気と主人公と周りのメンバーの愛して愛されるという関係がとても素敵です！私も紅一点物を書いていますがこんな可愛い女の子は書けないです。更新楽しみにしています！ (2020年7月17日 2時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年7月1日 0時
