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「僕のこと、覚えててくれたんですね」
花が咲くように柔らかく笑う。
彼と話したのはたった数回だけど、忘れるわけがない。こんな顔小さくてスタイルいい人、なかなか居ないもん。
「ありがとうございました、本当に助かりました」
「無事で良かった。今日、ヌナおひとりですもんね」
「ぬ、ヌナ…？！」
「…あ、馴れ馴れしいですよね、だめですか？」
「いえ。うちのメンバーくらいにしか呼ばれたことなくて…、全然ダメじゃないです」
「じゃあ、Aヌナって呼びますね」
控え室に挨拶しに行ったけど、私が居なかったから探してくれてたらしい。ニコニコ笑う顔は年相応に見えたけど、さっきの守ってくれた時の彼はすごく大人に見えた。
相変わらず小さくて綺麗な顔してるな、背も高くて。ディノよりも年下なはずなのに雰囲気が違う。私の周りでこんなに大人っぽい人、他に知らないな。
「以前お食事したとき、全然話せなかったから…話せて嬉しいです」
「…あのとき、緊張して話しかけられなかったんです。だって、Aヌナ、すごく綺麗だから」
「いやいやそんな、」
「俺たちみんなそうでしたよ。デフィが距離感バグってたけど」
最後に会ったのは、グループ合同で一緒にご飯を食べた時。デフィが唯一、特に無邪気で可愛くてたくさん甘えてくれた。他の子達は人見知りだったのか、私も話しかけるのを躊躇ってしまった記憶があった。
こんなに仲良くなれて嬉しいな…。
「このあと、お時間ありますか？ミニョニヒョンとご飯行くんですけど、良かったら」
「…私が居ても大丈夫ですか？」
「もちろん！ヒョン喜ぶと思います！」
普段はダメだけど、ミニョニオッパが居るなら、メンバー呼ばなくても大丈夫かな…。ご飯は外で食べて帰るね、とグループメールで連絡した。
＿＿
ミニョニオッパにご馳走になってしまったのに、タクシーで宿舎まで一緒に乗せてもらった。優しいオッパに久しぶりに会えたから、嬉しい。
「Aまた今度ゆっくりね。あいつらにもよろしく」
「ミニョニオッパ、ご馳走様でした。また連絡しますね」
「ヌナ、エレベーターまで送らせてください。心配だから」
近い距離なのに、ジニョンが中まで着いてきてくれた。ロックを解除し、ロエレベーターまで歩きながら話していると、後ろから低い声がした。
「おい…A、お前誰と二人で歩いてんだ」
「あ、えっ」
「写真撮られたらどうする」
ジフニオッパが彼を睨んで立っていた。
→
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ちゅんちゃん(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！いま�イ泙任△蠅泙后�ページ上部のシリーズ全てを見る、から飛べると思います！ (2021年11月6日 21時) (
レス) id: d1cd92e110 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - おもしろくて一気に読んじゃいました〜！！�△盂擇靴澆任� (2021年11月5日 23時) (レス) @page50 id: 8bf5dbbddd (このIDを非表示/違反報告)
いちご - なんか色可愛いんだが(真顔)面白かったんでホシくんポチっとなしときますねはい。(※彼女は中学生です) (2020年7月27日 21時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 瑪瑙さん» はっ…！！エメラルドの…！エメちゃんの大ファンです！読んでもらえて本当に嬉しいです…！なかなか進まなくてだらだらしたお話ですが、そう思って頂けて嬉しいです…(*`ω´*)もっと頑張ります！ありがとうございます！ (2020年7月18日 0時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 文章から感じとれる優しさと愛がいっぱいの雰囲気と主人公と周りのメンバーの愛して愛されるという関係がとても素敵です！私も紅一点物を書いていますがこんな可愛い女の子は書けないです。更新楽しみにしています！ (2020年7月17日 2時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年7月1日 0時
