スンチョルオッパとの朝 ページ3
「オッパ、朝ですよ」
「…ん〜…お、…Aか、」
「ご飯食べます？」
「…食べる…」
Aに起こされた朝は、いつもより気分がいい。1度できちんと起きられることが多いし、雨の日が少ない気も、する。たぶん気のせいだけど。
ほぼ皆が1人部屋になった今、おそらくマネヒョンと手分けして起こしに来るA。今日は当たりの日だったってマネヒョンに言ったら怒られちゃうかな。
「スンチョリオッパ？ちゃんと起き、っごめんなさい！」
またドアが開いて、可愛いAが見えて、目が合って。またすぐ閉じられた。
Aはそのまま俺が開けられないように、押さえているみたい。
寝ぼけた頭では状況が分からず、ただ可愛いなあと。それでも、ドアを押さえている力はけっこう強かった。
「なんだAや〜。力比べは負けないぞ、オッパにいじわるするのか〜？起きたぞ〜」
「ふ、服！着てください！毎朝言わせるんですか！」
「…あ、ごめん」
「ほんとにもう！」
つい上裸で寝ちゃうんだよな…。
Aが目が合ってドアを閉めた理由はこれだったか。
きちんと服を着て、ドアを開けると真っ赤な顔でむくれたAが居て。家族だとしても、やっぱり年頃の男の裸なんて見慣れないようだ。
その事実に嬉しくなる俺も居る。
ここまで俺らが周りの男を寄せ付けず、Aは良い子に育っているんだからそこらの野郎に盗られたら堪らない。
Aは、思春期を俺らのバリアで囲われて過ごした。
どうしたって過保護になるし、可愛がりもする。
仕方ないだろ、俺らのAなんだから。
「も〜…」
「ごめんって、オッパが悪かったよ。うちゅちゅ、かわいいなあA、恥ずかしかったな〜？」
「もう！！ばかにしないでください！」
俺にほっぺを挟まれたAが、つい可愛くて抱きしめる。これが嫌だってことも分かってるけど可愛いものは仕方ない。
「もう！みんな起きてますよ！オッパがビリですからね！」
ぷんぷんと怒りながらリビングに戻る後ろ姿。何度見ても、どうしようもなく可愛い。
Aの作ったご飯食べて、今日も頑張るか〜と伸びをする。遠くでハニにからかわれてる声を聞いて、おいおいそこまでにしろ〜と言いつつ、うちゅちゅと加勢しに行くまで、あと数秒。
(またスンチョルにちょっかい出されたの？うちゅちゅ〜)
(それがやなんです！ハニオッパもやです！)
(ん〜いやなの、うちゅちゅ〜)
(俺のこと見て真っ赤になったの、うちゅちゅ〜)
(もー！！)
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ちゅんちゃん(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！いま�イ泙任△蠅泙后�ページ上部のシリーズ全てを見る、から飛べると思います！ (2021年11月6日 21時) (
レス) id: d1cd92e110 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - おもしろくて一気に読んじゃいました〜！！�△盂擇靴澆任� (2021年11月5日 23時) (レス) @page50 id: 8bf5dbbddd (このIDを非表示/違反報告)
いちご - なんか色可愛いんだが(真顔)面白かったんでホシくんポチっとなしときますねはい。(※彼女は中学生です) (2020年7月27日 21時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 瑪瑙さん» はっ…！！エメラルドの…！エメちゃんの大ファンです！読んでもらえて本当に嬉しいです…！なかなか進まなくてだらだらしたお話ですが、そう思って頂けて嬉しいです…(*`ω´*)もっと頑張ります！ありがとうございます！ (2020年7月18日 0時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 文章から感じとれる優しさと愛がいっぱいの雰囲気と主人公と周りのメンバーの愛して愛されるという関係がとても素敵です！私も紅一点物を書いていますがこんな可愛い女の子は書けないです。更新楽しみにしています！ (2020年7月17日 2時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年7月1日 0時
