・(おまけ) ページ27
服を貸した借りに、俺が食べたいものを作ると昼前に出かけたA。帰ってくる頃には、夕方になっていた。
なぜか一緒に出たジュニとボノニとではなく、スンチョリヒョンとチャニと帰ってきたA。ハテナを浮かべて見ていたらあることに気づく。
A、泣いた？
何かあったのか？映画でも見たのか？
3人の雰囲気は悪くなかったから、深く追及しないでおく。
おかえり、とAの頭を撫でた。
「…あ、にくじゃが」
「ジフニオッパ、味見します？」
「おう」
さすがに時間が無いのか焦っていたA、俺の服の上からエプロンを着てキッチンに立っている。
なんかいろいろ、くるものがあるな。俺の服を着ているAがエプロンつけてるって、レア感ある。
「うまい」
「本当ですか？濃すぎないですか…？」
「や、うまいよ。いい奥さんになれる」
「ジフニオッパのお嫁さんは大変そうですね、へへ」
「ばーか」
エプロン姿のAを微笑ましく後ろから見ていると、耳まで赤くなっていく様子が手に取るようにわかる。
ちらちらこっちを振り返ってやめて、と笑う。
ついに耐えられなくなったのか、部屋に一度戻ったA。パステルピンクの、ちいさなUSBを持ってきた。
「まだ、あと少しかかるから。オッパに聞いてほしいです」
すこし恥ずかしそうに、すこし不安そうに渡すUSB。
俺は我慢できない主義だから、リビングにあったパソコンに素早く繋ぐ。
流れてきたのは明らかにAの声だった。初めて聞くメロディ、 校閲したことのある歌詞、ガイドボーカルのこの声、まさか…？
「これお前？なにこれ、なんの曲」
「…私が作った曲です。私のデモ歌入りは、まだ誰にも聴かせてなかったなと思いまして」
「え…？俺だけってこと」
「会社には打ち込みの音声で聴かせました。声入りのは恥ずかしくて、オッパが1人目」
「これ良いよ、自信持て。すごくいい」
「本当ですか？！」
アレンジしたいとは思う、ところどころ編曲で直したいけど。Aの声は透き通っているせいか違和感がない、なにでも溶け込むわたあめみたいな声がする。
曲が、この声と、合ってる。
「…あとで作業室な。一緒にやろう」
「やったー！」
「作曲するなんてな、いろいろ教えてやるよ」
「うん！」
Aの自信になるなら、なんでも手伝うよ。
(ご飯できたよー！降りて来てー！)
(…ねえAそれジフニヒョンの服？)
(あっミョンホ、あのね、)
(ふーん、ヒョンの着たんだ、へえ)
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ちゅんちゃん(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！いま�イ泙任△蠅泙后�ページ上部のシリーズ全てを見る、から飛べると思います！ (2021年11月6日 21時) (
レス) id: d1cd92e110 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - おもしろくて一気に読んじゃいました〜！！�△盂擇靴澆任� (2021年11月5日 23時) (レス) @page50 id: 8bf5dbbddd (このIDを非表示/違反報告)
いちご - なんか色可愛いんだが(真顔)面白かったんでホシくんポチっとなしときますねはい。(※彼女は中学生です) (2020年7月27日 21時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 瑪瑙さん» はっ…！！エメラルドの…！エメちゃんの大ファンです！読んでもらえて本当に嬉しいです…！なかなか進まなくてだらだらしたお話ですが、そう思って頂けて嬉しいです…(*`ω´*)もっと頑張ります！ありがとうございます！ (2020年7月18日 0時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 文章から感じとれる優しさと愛がいっぱいの雰囲気と主人公と周りのメンバーの愛して愛されるという関係がとても素敵です！私も紅一点物を書いていますがこんな可愛い女の子は書けないです。更新楽しみにしています！ (2020年7月17日 2時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年7月1日 0時
