ＥＳＳＥＮＴＩＡＬ〜始まり編〜

☾☾ ページ9

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＿＿＿＿楽屋。





山彰「翔平、お前保護者としての自覚足りんじゃろ。ちゃんとAみておかんと、....なあ？」(※スペシャルサイコな笑み)


翔平「おっ、おっしゃる通りでございます....山本彰吾様.....」(※山彰の前で正座中)



海青「あっっこらっ！！A、そこから飛び降りたらあかん！！！」



昂秀「Aちゃん！！！！」



翔平「......今度は何よもうっっ！？！？！？！」←






楽屋に急いでまこっちゃんと戻ると、おでこに血の滲んだ不器用なガーゼとテープを貼ったAが、小高い段の上から飛び降りようとしており、それを翔平達が必死で止めようとしている光景が目に飛び込んできた。


今更だけど、今日の楽屋はスタジオも兼ねた場所だから、Aが遊び回るには十分な場所だった。





樹「Aっ.....！」


慎「どうしたのその傷！？」






俺らが走ってAの元へと向かうと、






「わあああ！！いつきくん！まことー！！」


翔平「うおおおん！！いつきぃぃい！！まこぉおお！！」





なぜかAと一緒に翔平も走ってくる。





樹「A、いい子にしててって言ったでしょ？翔平、何かあったの？、この傷」



慎「結構血滲んでますね、これ」



翔平「すまん.....俺、ちゃんと見れてなかった....」





俺に抱きついて離れないAを抱きしめるが、額の傷が痛々しい。翔平はAのおでこを擦りながら謝る。
でも相変わらずAは無邪気に笑顔。





瑠唯「翔平、違うんだよ。樹も慎も....俺らが悪い」



翔吾「俺らと追いかけっこしてるときに転んじゃったから...ごめんね、本当に」





どうやら、瑠唯さんと翔吾さんたちと追いかけっこしてるときにAが転んだらしい。





陣「俺らがいながら、すまん....！」



陸「痛い目に合わせちゃったね、本当にごめんねAちゃん。」






陣さんも平謝り、陸さんに関しては泣きそうになってる。
海青も昂秀も「ごめんなさい」と。





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