ＥＳＳＥＮＴＩＡＬ〜始まり編〜

☾☾☾☾ ページ29

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「しょへもきたー！！しょへ、はやくおしごといこ！！」




翔平「ふ、う、うっうん！！！いこういこうAちゃん！！....えっ！？お前ら顔めっちゃこわいわよ？！ってかこらぁ！！睨み合うのやめなさい！！！えっ、俺邪魔だった！？！」




樹「いや？....大丈夫」



慎「....はやくいきましょ、翔平さん」



翔平「ぜんっぜん大丈夫な感じしねぇわぁああ....」







俺たちのどす黒いオーラに翔平は戸惑っていたけど、とりあえず仕事に行く。


今日は俺の家から近い場所での撮影だから徒歩で向かう。




俺、A、やつ(まこっちゃん)の順で、

その後ろを保護者のように翔平が着いて歩く。








樹「A、手つなご」



慎「Aどっちと手繋ぎたい？」







ほぼ同時のタイミングでAに質問する俺とやつ。
言い終わりと同時に睨み合う。






翔平「まーたお前らは....そういうのやめなさい！？Aちゃん困っちゃうでしょうがよ.....」





翔平が俺らの間に止めに入る。






「どっちもじゃだめ？？？」







Aらしい答え。Aは、俺とやつの手をそれぞれ手に取り握る。Aに上目遣いで言われちゃったら....ねえ？








慎「Aがいうなら仕方ないなぁ」



樹「俺とだけがよかったけど、Aがしたいならそうしよ」




「わーいわーい！！！いつきくんとまことと手つないであるくのはじめてー！！」




翔平「いいねいいねぇ！！！！俺なんか手がさみぃよお！！！！ちくしょうっ！！！！」






そんなこんなで仕事場に着く。





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