ＥＳＳＥＮＴＩＡＬ〜始まり編〜

☾ ページ12

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やましょーさんに言われたことが純粋に嬉しくて、なんかジーンと来てしまった。




樹「やましょーさん、やっぱりかっこいいです」


翔平「....一生ついていきます、山彰の兄貴！！！！」


慎「やっぱやましょーさんがいないとランペだめっす」





俺らは各々思ったことを言っただけだけど、やましょーさんは、





山彰「.....っ、うっさいんじゃ。嘘ばっかりつきよって、」





と。.....あ、これ完璧照れてるやつだ....。







樹「やましょーさん、このこと、リハ終わりにみんなに言います」


山彰「そーじゃな。俺もちゃんといるしフォローするからちゃんと言うた方がええ」


翔平「やましょーさん....実はAちゃん、22時になると猫に戻っちゃうんですよ....」


山彰「はあ？嘘やろ。22時って、あと2時間じゃ」


慎「やましょーさん！あのAの被ってる帽子、俺があげたんすよ」


山彰「知ってる。なんかムカついたからAにモモバブル餌付けしといたわ」←






やましょーさんがいるから心強いな、と思いつつやっぱりランペの年上組は頼れる人ばかりだと改めて思った。



まさかのキングより先にやましょーさんにバレてしまう事態だったけど、俺らだけで抱え込むことがなくなり、心が軽くなったのは事実。



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