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メンヘラ ページ2
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うるさいうるさいうるさい。
楽屋挨拶で来たよくわかんない女がみんなに話しかけまくってる。
うるさいうるさいうるさい。
話すな話すな。私だけ見てろよ。
[ じゃあそろそろ失礼します ]
やっと帰る気になったのか立ち上がった女。
こいつ嫌い。
そう言って扉を閉めた途端。
佐久間「A、大丈夫だよ。落ち着いて」
「…ねえ蓮くん。」
目黒「…なに？Aちゃん。」
あの女は確実に蓮くんを狙ってた。
蓮くんばっか見てた。
むり。私の蓮くん。
そんな思いしか私の心は支配されていなかった。
だからさっくんの声も届かない。
「そんな綺麗な顔があるから寄り付くんだよ。」
目黒「大丈夫だよ。俺Aしか見てないから」
「当たり前でしょ？蓮くん。Aはどんな顔になっても蓮くんが好きだよ。私だけが知ってればいいもんね？」
目黒「ありがとう。A」
「そうだよね？ねえ？」
目黒「そうだよ」
私だけが知ってればいいの。
みんな私だけのもの。私のモノ。
阿部「A、落ち着いて。本番まであと少しだから。ね？」
「うん、ごめんね。嫌わないで」
目黒「大丈夫。好きだよ。」
私だけ見てればいいじゃん。
私以外を見たいなら消えて。
私を特別にして。
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作者名：nyan! x他1人 | 作成日時：2022年5月31日 3時
