たとえ私が壊れてしまっても……。< 2 >

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番外！6 ページ40

～協会長室～

貴「ちょっとルナ！これどーいうことっ！？」

子供になってしまった自分の姿について問いただすために、クローディアは、長い間協会長の秘書をしていたルナの元にやってきた。

子供用の服なんてあるわけないため、タオルで身を包んでいる。

ル「っ！協会長……！？」

貴「あの死神の鎌(デスサイズ)使ったらこんな姿になるなんて聞いてないんだけどっ！？」

ア「クローディア、そんなことより服買いに行こう？」

貴「”そんなこと”じゃない！」

ル「か、……。」

貴「…ルナ？」

ル「かわいいいい～～～！！」

ア「！？」

貴「ちょ、ル、ルナっ！？うわっ！！」

突然”可愛い”と言い出した後、クローディアを抱き抱えて高い高いをしだした。

ル「やっぱり言わなくて正解でしたっ！！まさかこんなにも可愛いなんてっっ！！」

貴「きゃぁぁぁぁああああ！！」

ア「なっ！？手をお放し！！クローディアを高い高いするのは小生だよ！！」

理由はともかく、ナイスだよテイカー！

しばらくルナに振り回されたが、アンダーテイカーによって解放され、現在、アンダーテイカーの膝の上に座っている。

ル「私としたことが……取り乱しました。無礼をお許しください。」

貴「はぁ、ま、まあいいけど……。……それで？どうしてあのデスサイズを使ったら幼児化するの？」

ル「あのデスサイズは、自我を失う呪いがあります。その呪いが落ち着くと、次は幼児化する呪いが発動します。」

貴「つまり、あのデスサイズには二重の呪いがかかっている、と……。それってどれくらいで解けるの？」

ル「1日あれば十分かと。」

貴「そう……。ならそんなに仕事に支障はなさそうね。」

ル「チッ。もう少し長かったら……。(大きな仕事もありませんし、大丈夫だと思います。)

貴「本音と建て前が逆よ？( ♯^ω^ )」

ア「早く服買いに行こう、クローディア。」

貴「なんでそんなに服買いに行こうって催促するの？」

ア「そりゃあ、こんなに可愛いのに子供服を着せないわけないだろう？(服がないと寒くて風邪をひいてしまうからねェ。)」

貴「だから本音と建て前が逆だって！」

ル「子供服を着る協会長……。イイッ！！」

ア「そうだろう？ほら、早く買いに行こう！」

貴「もうやだこのロリコン2人！！！」