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さっき見つけたところを攻め続けていると、Aの息はますます荒くなり大きく肩を震わせた。
達したらしい。
Aの腕をとり体を引き離してみるとAはぽろぽろと涙を流していた。
jn「ごめん！大丈夫？痛かった……？」
「あ、ううん違くて…むしろ気持ち良すぎて涙が出ちゃったのかな…？とにかく大丈夫だから心配しないで」
そう目を潤ませながら、顔を赤らめながら微笑むAが最高に愛おしい。
達した余韻なのか体が小さく震えている。
jn「体しんどくない？今日はここまでにしとく？」
「…やだ。ジェノも気持ち良くならないとでしょ。今日ちゃんと最後までしたいの」
☆
ずっと密着していたから、耳元で聞こえる荒い息と甘い声、Aの濃い匂いのせいで頭がくらくらして僕ももう限界だったんだ。
なるべく優しくしてるつもりだけど全く余裕はない。
僕の腕の中でよがるA姿がとりあえず可愛かった。
☆
ふっと目を覚ますと、どうやらジェノに腕枕をされて寝ていたらしい。少しだけ顔を上げるとジェノはまだ寝ている。寝ぼけたままジェノに抱きつくと、互いの素肌が触れ合う感覚がして驚く。
それと同時に急に恥ずかしくなってきて、とりあえず服だけ着ようと起き上がると、腕を引かれた。
jn「どこ行くの？」
「……起きてたの？」
jn「さっき起きた」
「服だけ着ようと思って」
jn「なんで？」
「恥ずかしいから………」
jn「もっと恥ずかしいことしたのに？」
「………そういうこと言わないで！」
結局ベッドの中に引っ張られてしまい、横になりながら向き合う体勢になる。
jn「ふふ」
幸せそうに私の頭を撫で、ニコニコといつもの顔で笑うジェノが可愛い。
昨日の余裕ない顔を思い出して、そのギャップにやられてしまう。
jn「体、平気？」
「うん、優しくしてくれたから意外と大丈夫そう。ありがとう」
私からジェノに軽くキスをする。
顔が離れて目が合うとお互いに自然と笑みが溢れる。
そして引かれ合うようにもう一度キスをした。
終
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作者名：にゃむ | 作成日時：2023年12月30日 18時
