【3年A組】せんせー、好きです【今から皆さんは人質です】

好き。 ページ14

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「⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅じゃあ、せんせー、と私は、恋人？」


「そうなるな」


「教師と生徒だよ？」


「バレなきゃ良いだろ」


「悪い大人だー⋅⋅⋅⋅⋅⋅」


先生はまた可笑しそうに笑う。
ひとしきり笑った後、悪い大人ねえ⋅⋅⋅⋅⋅と呟いた。

笑顔を浮かべたまま、先生の顔が近付く。


「せんせ？」


「そうだな。せんせーは悪い大人だから、」



先生が私に覆い被さる。
ん？ん？ちょっと待って？展開早くないですか！？

心の準備が全然出来てないんですけども！？

頭の中はパニック状態。


でも、先生は待ってくれない。


「せ、せんせっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅んっ、」



柔らかい感触に、先生の目に映る私が見えるほどの近さ、

私、先生と、キスしてる⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅。


長いようで、多分長くなかったキスに惚けていると、先生の指が私の首筋をなぞる。


擽ったくて、身を捩った。



「やっぱり、綺麗だな。⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅噛みつきたくなる」


「噛みっ！？ せ、せんせっ」


「流石にここでは何もしないよ」


いや、してますがな⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅。

そんな私の突っ込みを知ってかしらでか、先生は私の耳元に口を寄せ、囁いた。



「これからもっと、ゾクゾクさせてやるよ」


「ふふぁいっ！？」


「変な声だな」



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はい、そこー！展開早いとか言わない！
せんせーが一番よく分かってるから(誰だお前)

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